いちかわ / コンテンツディレクター

お元気ですか?ここがインターネットの片隅です

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最近の記事

メルちゃんが食べたお弁当を集計してみた

娘もお世話になっている人形、メルちゃん。メルちゃんのTwitterアカウントのことが時々話題になっています。その投稿内容が子供っぽくないとということで。 壺って…。 公式サイトによると、メルちゃんの好きなことは「お友達と遊ぶこと」らしいのですが、それよりも野球観戦が好きな説。 なんか微妙に煽っているし。 ちなみに、「ひらがな表記+文末に❣」という形を「メルちゃん構文」と言います。 風景写真もどこかシュール。 食べ物の好みもかなり渋い。 このようにお弁当の投稿も多

    • 進撃のサク山チョコ次郎

      チョコビスケット界においては、長年「アルフォート」が先頭を走っていた。 世に言うブルボン朝時代である。 その牙城を崩すものが突如現れていたのだ。 それが「サク山チョコ次郎」である。 こんな奴、昔はいなかったはずだ。気づいたらあなたのお側にチョコ次郎である。いつの間にか我が家ではアルフォ1に対してチョコ次郎2の頻度で買うようになっている。 こういったネーミングの商品の話題になると、必ずといっていいほど「名前を決めたときの会議の様子を見てみたい」といった会話が繰り広げられる

      • Amazonでミッフィーを頼んだらなんか微妙に違う奴が来た

        悲劇が繰り返されないようにとの願いを込めて、事の顛末をここに記す。 令和最初のクリスマス。3歳になった娘へのプレゼントに選んだのは「ブルーナボンボン」というおもちゃだ。 これは後日撮影した箱の写真。要は乗れるミッフィーちゃんだ。 これに決めたのは12月上旬だったので、ネットで注文しても間に合うタイミングだった。そこで、いつも使っているAmazonで買うことにした。製品ページには色のバリエーションと合わせて、なぜかホワイトでも少し安い商品が並んでいた。どちらもPrimeマ

        • 不確かな旅の先で、魂がふるえた

          先日、森美術館で開催中の『塩田千春展:魂がふるえる』に行ってきた。血のような真っ赤な霧状のものが広がっている写真をSNSで見た方も多いのではないだろうか。あれだ。森美術館では一部条件ありだが写真撮影をOKにしている。 ご多分にもれず僕も会場に入ってすぐにスマホで写真を撮っていると、インドのほうからやってきたとおぼしき男性から声をかけられた。英語で話しかけられたためよくわからなったが、ジェスチャーの様子から「俺のスマホの電池が切れたんだ! 代わりに写真を撮ってくれ!」とお願い

        メルちゃんが食べたお弁当を集計してみた

          ※ネタバレ注意 劇場版『ウェンディーズ』 前売り券を買うと特典でフレーバーポテトが付いてくる

          「表へ出ろ」 その一言から、赤毛のおさげの少女と赤いアフロの道化師“D”との戦いの火蓋が切られた。決着をつけるときが来たのだ。 戦いながら二人とも笑っていた。それは相手を見下した優越の笑顔か。あらゆる感情を上書きした仮面か。 死力を尽くしてここまで来た少女が、膝をつく。 「もらったぁー!」 Dがとどめを刺そうとする。 「こっちよ!」 どうしてかDの後ろから少女の声が聞こえた。 Dの前に立つ少女も力強くつぶやく。 「私は…一人じゃない!」 「2人いるだと!?」 少女の姿が

          ※ネタバレ注意 劇場版『ウェンディーズ』 前売り券を買うと特典でフレーバーポテトが付いてくる

          弱みを見せる技術

          元気がなかった。そんなとき、SNSで成功者の意識の高い投稿を見るとますます元気がなくなる。みんな眩しすぎるんじゃい。そんな中、木漏れ日のような癒やされるツイートがあった。 「∞プチプチ」の生みの親、おもちゃ開発者である高橋晋平さんの投稿だった。プロフィールにあった「月曜憂鬱専門家」というのが気になった。高橋さんは2014年に独立し、株式会社ウサギを立ち上げている。土日祝日も関係なさそうな起業家でも月曜が憂鬱とは……。それに専門家とはなんぞや? それについて取材してきたこと

          微妙な関係の人と「無礼講」で仲良くなる

          「よなよなエール」などのクラフトビールを手がけるヤッホーブルーイングが開発したアナログトークゲーム、それが「無礼講ースター」だ。 よなよなエール公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」に行く機会があったので、いわば「聖地」でこのゲームを楽しんできた。 /メニューには半年以上の長期熟成期間を経て生み出されるビールも\ 当日のメンバーは同僚のFさん、カメラマンのSさん、ライターのMさん、そして私、Iだ。普段、仕事上でのつながりしかない、スーパードライな

          微妙な関係の人と「無礼講」で仲良くなる

          ツボ界の吉野家

          ボロボロだ。 肌荒れがひどく、ヒリヒリするほどになってしまった。それが落ち着いたかと思えば膝に痛みが出て、肩こりからくる頭痛にも悩まされる。空を仰ぎ見ては「もう先は長くないな……」とつぶやく。しかし、いくら嘆いたところで空と僕との間にはいつも冷たい雨しか降らないので、皮膚科に行ったり、湿布を貼ったりしてしのいでいた。 そんな折、自称ツボに詳しい同僚が手にパッチ鍼を貼っているのを見かけた。親指と人さし指の付け根の中間で、「合谷(ごうこく)」というところらしい。なんでもそこは「

          いいひと

          「良い人」と聞いて、誰を思い浮かべるだろうか。あるいは、どういった行為をもって「この人は良い人だな~」と思うだろうか。幸運なことに僕のまわりには今も良い人(突然お菓子をくれたりする人)が多いが、特段思い出されるエピソードがある。 小さな出版勉強会に参加したときのことだ。編集者や著者など10人ほどのメンバーがオフィスの一室に集まり、本音で話し合うというものだった。お菓子が用意されていて、みんなでそれをつまみながら議論を交わしていた。 気づくとテーブルの上には包み紙が散らかっ

          私だけ?

          「私だけ?」と思うことが、案外他の人もそうだったりする。けど、実際自分だけということも少なくない。最近も「私だけ?」と感じたことが10はあった。なので書き出してみる。 ・パーカーはグレーのしかない。 ・リビングの電波時計が3分早い。 ・「慮る」の「パカル」の部分が妙にツボる。 ・『ラ・ラ・ランド』を観たとき、ヒロインのプリウスがいつコンビニに突っ込むか気が気じゃなかった。 ・毎朝、起きた瞬間からHPがオレンジ色だ。 ・黒いマスクをしている人は不良だと思う。

          さわやかな朝がきた

          静岡には、「炭焼きレストランさわやか」というハンバーグの有名なお店がある。県内だけで30店舗ほど営業している。 アニキとして慕っている中山順司さん(実際にアニキと呼んだことはない)と、静岡までロードバイクで「さわやか」のハンバーグを食べに行ったので忘れないうちに書いておこうと思う。もう3ヵ月前の話だし。 中山さんと言えば仕事的にはfreeeのオウンドメディア『経営ハッカー』の編集長で、趣味的には『サイクルガジェット』の運営者で、私生活的にはキモいお父さんだ。正確には、『お

          わたしがTENGAバーで学んだこと

          TENGAプロデュースのバー「BAR AGNET」が六本木に期間限定でオープンした。 全国のTENGAファンが招待された。TENGAファンってなんだ? おそくら語尾が「ンガ」なほどTENGAを愛する人々のことだろう。 TENGAに関する記事を書いたことをきっかけに、取材させていただいた広報の工藤さんと西野さんにご招待いただいたンガ。 僕はお客さん同士がわちゃわちゃやっているバーの空気が苦手だし、六本木という街すら抵抗感がある。オープンな猥談をしたいとも思わない。だけど何事

          わたしがTENGAバーで学んだこと

          つまらない理由で会社を休む

          せっかく有給を取るんだったら有効に活用したいものだ。しかし、意図せずくだらない理由で仕事を休まなくちゃならないこともあるにはある。 僕は「あんまん」のせいで会社を休んだことがあった。そうそれは、ちょうど今日と同じように冷え込む日だった。雪もちらついていたかもしれない(ちらついていなかったかもしれない)。 夜中、小腹が空いた私は、冷蔵庫にチルドのあんまんがあることを思い出した。軽くラップを掛けチンするだけ。ホッカホカのあんまんの完成である。早速かぶりつく。熱い!  エクスト

          つまらない理由で会社を休む

          足湯は3番目に健康にいい

          「足湯は3番目に健康にいいんだよ」 突然、見知らぬおじさん(どちらかと言うとおじいさん)から話しかけられた。ロードバイクで立川の足湯に立ち寄ったときのことだ。 ロードバイクでどっかに行くと、その奇異な格好からか、けっこう話しかけられる。大抵はシニアの方だ。それを地域の人との交流として歓迎するタイプのゆとりのある人間と、ただ煩わしく感じる心の荒んだ人間の2種類がいる。自分はもちろん後者だ。先方からのコンタクトで、主なテーマは以下の3つ。 まず、「どこから来たのか? どこへ行

          強さってなんだろう?

          大人の事情、様々なしがらみをくぐり抜けた結果としてつけられた勢いに任せた強引なキャッチコピー。それを「大胆フレーズ」と名付け、一人で楽しんでいる。なんのこっちゃと言う方には、まずは定番のこれを見て欲しい。 「ドデカミンストロング」に与えられた「ここ一番の強さに!」の力強い文字。「ここ一番という時に!」ではなく「ここ一番の強さに!」だ。間違えているわけじゃないがもやっとする。「メガシャキ」には「スパイスの力」と書かれているが、その力については言及がない。「あとは言わなくてもわ