自分のために書く時間も、大切にしたい
先日、15年ぶりくらいに二次創作の小説を書きました。
いやあ、FF7にハマりすぎたんです。FF7のあらゆるコンテンツを楽しんでいたら、ふっと浮かんだサイドストーリーを書いてみたくなって。
書いちゃいました。仕事の休憩時間やお昼ご飯の時間など、本当にちょっとした隙間時間を使って。
んで、思い出しました。
あ、誰にも見せない(今はpixivとforestpageには載せてるけど)書き物って、そういえばめちゃくちゃ楽しかったなあと。
私の「書く」原点は、二次創作の小説でした。
中学生の時、国語の先生が子どもたちにとにかく書く習慣をつけさせたいと、国語ノートの半分は何でもいいから書き記す宿題ページとして使っていたんです。
そこに、私は小説を書いていました。
はじめは、電撃文庫のとあるサスペンス作品のオマージュ。次に、シャーマンキングの葉王が平安時代に生きていたとき、どんな人生を送っていたのかを私なりに想像して描いた作品。
勉強しているふりをして、小説を書いていた。小説を書く前にやることがあるだろと、親に怒られたこともあったけど、そんなもの無視です。書きたいから、書いていた。
あの時の熱とかワクワクとか、楽しさとか。
そういうものを、15年ぶりに思い出して、ちょっと感動しました。
そうだった。自分のために書く時間って尊かった。
もちろん、仕事でいろんな方にお話を聞いて、それを読者に伝えるために書くことも大好きです。でも、自分のために書く時間も、同じくらい好きだなあと思いました。
7~9月頭まで、結構仕事を詰め詰めにしていたのですが、これからは少しやり方や仕事を見直して、自分のために書く時間もちょっとだけでいいから取れるようにしていきたい。
Standfmでは語ったことがあるのですが、取材ライターやブックライターの仕事のほかに、いつか脚本を書いてみたいという夢も持っています。ライターとは違って、そちらは創作の世界に近い。自分ひとりで書くことに向き合う。そんな時間をこれから意識して大切にしていこうと思います。