見出し画像

リワーク日記84 お仕事中にはどのくらいのストレスを受けているのか?それ、Oura Ring 3 で計測できるよ!

12月に入って寒いですね。日も短くて悲しいです。正直なところあまり冬は得意ではありません。好きなマフラーを着用できるのは冬の良いところなのですが。

仕事の方は、ピーク時よりは多少は忙しさも残業もマシになったものの、色々とアクシデントも起こり続けてさすがに疲れています。もう全てが後手に回っていますので、起こるとしたら当然問題だけです。ただ、今月頑張れば一旦は落ち着くのでそれを頼みに1日1日を乗り切って行くしかありません。しかし仕事がやりきれず溢れ出していますので、会社には早く手を打ってもらいたいものです。

さて、そんな今だからこそできることもあります。以前にも記事で紹介したスマートリングであるOura Ring 3ですが、実はこのデバイスは睡眠状態を測定できるだけではなく、日中のストレス/リラックス度合いの時間ごとの変化も測定できるのです。(具体的にどのような身体反応データを利用してストレス度合いを測っているのかというと、「1日の心拍数、心拍変動、動きと体表温」とのことです。)

たとえば、今日のデータを見ると下の画像のようになります。1日を通してリラックスできていたことが分かります。しっかり回復のための日曜日になったのです。良かった、良かった。とても大事なことです。

つまり、この機能を利用すれば、自分が感じている業務ストレスを客観的に測定して可視化できるのです。忙しい今だからこそ、この機能の力を借りてストレスを受けすぎていないか、回復時間を確保できているかを把握して無理のない働き方/暮らし方を考えたいです。

この1週間はピーク時よりは体感上のストレスは少なめだったのですが、実際のデータはどうだったのでしょうか?

朝起きるのが大変なストレスだったのでしょうか…、朝から大きなストレスの山を築いていますね。最近朝が寒いですし、その寒さにわざわざ耐えてまで仕事に向かうのはストレス以外の何物でもないというのは真実です。

午前中は上司が不在だったのでしょうか、リラックス方向に向かっています。喜ばしいことです。しかし午後は緊張感に満ちていたようですね。ストレス上昇ゾーンが中心になってしまっています。寝る直前であるはずの23時頃にもストレス上昇が見られます。本当はもっとリラックスしたいのですが、これでは1日の疲れを解消できませんね。そしてそれでも「普通の日」と判定されてしまうのは解釈の仕方に相違がありそうですが…。

また別の日も見てみましょう。

これまた朝が辛そうですね。この日は14時頃をストレスのピークとしてそこからゆるやかにストレス度は下がっていますが、ほぼ1日中ストレス上昇ゾーンに貼り付いている状況だったようですね。19時頃にガクンとストレス度が下がっていますが、仕事の目処が立ったのか、あるいは集中力が切れて帰ることにしたのかでしょうね。しかしやはりこの日も深夜にはまたストレス上昇傾向が見てとれます。寝る直前に十分なリラックス時間を持てていないことが分かりますね。これは問題です。

それでは、最も忙しくて大変だった時期のストレス度はどうだったのでしょうか?

あれ…?何もデータが無い…。

なんと、悲しいことに最も負荷の高かった日の測定に失敗していてデータが取れていませんでした…。

実は使い始めて約2年になるこのリングのバッテリーの持ちが悪くなってきていて、当初よりも頻繁に充電しないといけなくなっているうえ、忙しくて疲れていると充電を忘れてしまうため、忙しさのピークの時期にはリングが充電切れを起こしていて測定できていなかったのです。データが無いのは悪いデータ、ということですね…。まさか忙しいことでこんな影響があるとは。残念です。

というわけで一番知りたかった最繁忙期のストレスデータは得られませんでしたが、少なくとも寝る前に十分にリラックスできていない可能性があることは分かりました。あとは朝起きるのが辛いこと。それしか分からなかったのかと言われそうですが、これを1日の終わりに毎日チェックするだけでも回復がどのくらい必要なのか把握しやすいです。

何より、具体的な出来事と切り離してストレスをグラフとして扱えるという点は非常に大きなメリットです。職場での不快なトラブルや上司からの嫌な一言を思い出すことなしに、今日の午前中はストレスが高まったから寝る前にリラックスのために笑えるドラマをNetflixで観ようと考えることもできるのですから。ストレスの素を思い出す事で再びストレスを感じてしまうなんて、よくあることですが、時間も労力ももったいないです。自分を幸せにしない出来事に縛られる時間は少しでも短くしたいですよね?

このデバイスはいわば、嫌な事から意味と具体性を自動で奪って鎮圧すべき対象に変換してくれるわけです。鎮圧方法は自分を労って自分が喜ぶ事をすること。このストレス測定機能は自分を労わるためにとても役に立ちます。

もちろん、この少し値の張るデジタルデバイスを使わなくても、ノートと鉛筆だけを使ってその日の自分の気分の変動を数値化して記述しても同じことができるでしょう。ただ、私はストレスを受けた時に現れる身体反応を記録して活用することに関心があるためこのリングを選んだのです。それにこういったガジェットの類が好きですしね。自分の好きな方法で自分の心身を大切にしたいですね。

ということで、今回はストレスを管理して自分を休めるのにスマートデバイスが役に立ちますというお話でした。私は肝心な時のデータは取り損ねてしまいましたけど。私も繁忙期の終わりまであともう少し頑張ります。ぜひ次回も読んでください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?