「将来を明るくする21世紀の資産ベストスリー」第309回例会 2020/09/28
新型コロナ禍は、現在の状況を見る限り、しばらくは終息しそうにありません。 これからの私たちには、この新しい生活様式に慣れるだけでなく、自ずから積極的に仕掛け、新しい時代を切り拓いていく心構えと、そして何より「行動」が求められています。
異業種交流会『一会俱楽部』の主宰者としては、こんなときだからこそ、お互いの存在というモノが、お互いの勇気を支える少しのチカラとなれることを、月例会という行動を通じ、熱く伝えて行きたいと思っています。
さて、今月の例会は一昨日、毎年この時期になると必ずピックアップされる水戸のレストランで開催しました。 シェフが紡ぎ出す本格創作イタリアンと、薪で焼くナポリ窯を使い、400℃近い温度で一気に焼き上げるピッツアを提供してくださるお店です。
参加者は9名。 全員が正会員でした。 際立ったのがその参加者の構成です。 会員番号で見ると、№(1)(2)(3)(14)(15)(24)(49)(54)(63)という内容で、24番と49番の間には、24人分の開きがありました。
発会26年目の交流会です。 この開きは7~8年から10年に近い入会時期の時間軸です。 その年齢も性別も職業も違う方々が、同じテーブルに一同に顔を揃え、ひとときなんの分け隔てなく、楽しく同じ時間と空間を共有するのは、私たち交流会の大きな特徴のひとつです。
そんなことで、会の最後に毎回いただく全員スピーチでは、古参の会員からそれぞれ、「肩のチカラを抜いて、時々、代表と遊んでやろう!! という位の気持ちで参加して丁度いい」という話や、「諸手をひろげて、無防備で自分を表現できる場」という内容の話がありました。
また、№24会員のスピーチは、会に参加してから特に感じた参加者と同じ年齢の方々の一般的な見た目の違いについて、「人との交流の無いひとは、衰え易く、老け易く」という展開から、このコロナの影響による過度の外出自粛を憂うる、現場を担当するひとからの着眼の説得力あるものでした。
ところで、新型コロナウィルス問題が日本で騒がれ始めた当初、配信された東洋経済ONLINE<コロナ防衛「当然なのに出来ない」不都合な事実>(2020/02/18)は、コロナ感染の問題点を、医療と人間の行動経済学的に分析していて興味深いものでした。
感心したのは、
という一文でした。
断定的に言われてもと感じはしましたが、反面、正論だなぁと思ったもの確かです。ことコロナ防衛に限らず、検診で病気を探すよりも、そもそも病気にならないような生活習慣を心がけることこそが本当は大切なのですよね。
多方、あるサイトでは、『将来を明るくする21世紀の資産ベストスリー』 を、「友人」「時間」「健康」と紹介していました。 友人は、将来の収入を高めてくれ、時間は、アイデアや企画を生むもととなり、健康は、将来の支出を節約するのだそうです。
私は、この『資産』の内、上記したような、主宰する交流会をベースとする”友”がたくさんいます。 ”時間”はお蔭さまで自分の自由になるようになりました。 なので、逆に、無駄にしないようにすることに気を使います。 そして、”健康”法は、三日に一度程度になったとはいえ12年間継続するウォーキングです。
案外、この「継続」という行動こそ肝と感じます。 なぜなら、これこそが、紹介している行動経済学の医療における予防に相通じるモノだと思えるからです。
コロナウィルスの終息はまだまだ先が見えません。 しかし、自分自身の健康を気遣い予防を心がけるのは、日々の何気ない手洗いやうがいという小さな細やかな行動の継続という習慣化です。
では、あなたの資産のひとつである”人脈”を健全に保つ予防策は!?
「友人」を大切にしよう!! お互いに声を掛け合おう!! あなたが窮地に追い込まれた時に、あなたに勇気をくれる友は、こんな先行きの見えない時だからこそ、あなたのその何気ない笑顔を待っているのかも知れません。
そして、イチエは進化しつつも変わらず、来月第310回例会を継続します。