【レビュー】『君と会えたから…』

ほとんど本を読んでこなかった人間がポツポツ読書を始めました。
そんな人間によるレビューです。カナリ個人的で的外れな内容もあるかと思いますので、その点ははじめにお断りしておきたいと思います…。
（読書記録も兼ねている為、ネタバレを含みます。お気をつけ下さい）

『君と会えたから…』
喜多川 泰 著　DISCOVER21　2006/7/10

●この本について

Amazonレビューで★4.7の高評価を獲得。
『人生を変えるために大切なこと』を教えてくれる彼女には秘密があった

●あらすじ

主人公の男子高校生が、突然現れた少女から『素晴らしい人生を送るための教え』を授かる話。

●レビュー

★★★★★（星５つ）
オーディオブックにて２日間で読了。
大当たりの泣き本。
電車での読書にはマジで気をつけて！
悲しすぎる！辛すぎる！鼻水止まらなくなる！良い話。

●真似したい点

・落差
・ここまで心を震わすことのできる構成や言葉のチョイス
・the喜多川泰さんWORLD
・人生観を揺るがす内容
・定期的に読み返したい内容

●う〜んな点

・悲し過ぎて、辛過ぎて、外出中にクライマックス部分を読むことをオススメできない
（褒め言葉）

●感想・気付き

先が気になって後半は一気に読み、衝撃が強過ぎて、読了後はその雰囲気に浸りつつ、心を落ち着ける時間を要した。
喜多川さんの作品は、そのどれもが人生の根本ともいえるとても大きなテーマを扱われていると思う。
喜多川さんの他の作品でも、何度も感動や衝撃に泣かされてきたけれど、今回のお話も確実に泣ける本。
これも読了後に人生に対する考え方・価値観が変わる本だと思う。
『時間を無駄にしてはいけない』、『できることを一つでも今すぐに！』と思わされる一冊。
本で紹介されている内容を実際にやってみたい。
そして、定期的に振り返るために、この本をバイブルにしたい。

お話としても感動し、人生に関する価値観などの心にも強く訴えかけるものがあったので、星５つ！