得意をのばせ の落とし穴~12年の講師経験から~

「得意を伸ばそう」って最近ではよく言われる。自分のようなギフテッドにはありがたいが、これには決定的な落とし穴があるよね✋

その「得意」が明確な子はいいよ?

では、特別な才能がない子は?

心ある人から言われそう。「そんな子はいない、その目は節穴か?あなたは教育者失格」と。

でも、きれいごとはいいよ。実際問題として、
「自分には何もない」って打ちひしがれている子は星の数ほどいる。

勉強も苦手、スポーツも苦手、ルックスも別によくない…と思っちゃうこともある。

自分は勉強が得意だったからいい。でも、いつも学年ビリのあの子は、毎日一体どんな気持ちで過ごしてんだろ?

いつも自信なさそうに下を向いてたな。あいつ、今どうしてんだろう。幸せでいてくれよ…って思う。

では、全部平凡って子はどうする?
好きなことが何も浮かばない子はどうする?

好きなことを伸ばせ、自分らしくあれ、そんな救いの糸を垂らされてもなお、

好きなことないし、得意なんてないし、とむしろ落ち込んじゃう子もいる。それもクラスにきっと何人も。

そんな子にかけてやれる言葉は何だろう?
それがオレは分かんねぇんだ🤔

オレは、「好きなことを伸ばせ」という人は
そこに対する解を出してほしいなといつも思ってしまうんだ。いや、自分が出せねぇからイラだっていた。

でも、今、その解が出そうな気がしている。

つづく😊

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