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令和2年度宅建士試験は異例の事態・・・試験が2回行われる可能性大

不動産適正取引推進機構から異例の発表

 令和2年度宅建士試験の受験申込がスタートしました。
しかれ、例年と違うことがあります。

 それは、令和2年度の宅建士試験が2回行われること。
7月1日に不動産適正取引推進機構から異例の発表がありましたね。


 6月8日の官報への公告で、こちらも異例の受験自粛要請があったばかりでしたから・・・
びっくりしました。

 国家試験での受験自粛要請は今まで聞いたことがあったので、各界からの批判もあったのかもしれません。
そのため、試験日を2回にする苦肉の策を打ったのでしょう。

 受験会場の問題になるので、やはり首都圏など都市部は2回試験が行われるのは必然になります。
通常であれば先着順で会場が塞がっていきますので、申込が遅いほど2回目の試験日になる可能性が高くなります。
東京都にお住まいの方は、コロナの感染者増の問題がある中で受験手続きも急がなくてはいけない・・
お気の毒に感じます。

 もちろん、地方だからといってのんびりしていると、まさかの2回目の試験日になる可能性は否定できません。
何せ2回目の試験日は、12月27日(日)ですから・・・
年末であり、完全に年末年始モードに入っている最中です。

12月27日の受験は有利、不利?

 12月27日は、1回目の試験日10月18日から約2ヶ月先です。
果たして有利なのか?
それとも不利なのか?

 学習不足の方にとってはラッキーと考えるかもしれません。
学習できる期間が2ヶ月増えるわけですから・・・

 でも、私の今までの宅建ブログを14年運営してきた経験から考えると・・・
不利ですね。

不利な要因は・・・

・モチベーションを更に2ヶ月維持しにくい
・試験問題は1回目と違うし、1回目の実施後のいろんな情報が学習の阻害をする
・試験問題のレベルは同じ程度といっても、合格基準点が同じになるかはわからない
・8月に12月27日になるかの連絡があり、そこから気持の整理に不安が残る
・合格発表が翌年の発表になり、令和2年内で合否の完結ができない

 仮に昨年の受験者数は約22万人です。
昨年より受験自粛要請で10%ダウンしたとすると、約20万人の受験です。

 試験会場では、三密対策が必要になるので従来通りの教室での配置ができなくなり、2回目の試験に回る人がでてくる可能性は高い。
仮にそれが1/4とすると、5万人が2回目の試験に割り振られることになります。
厳しいですね・・・

私のブログ・メルマガなどでは早めの申込を推奨

 私のブログ・メルマガ・フェイスブックグループなどでは、早めの受験申込を推奨していました。
7/1に申し込まれている方も多かったと思われます。

 現時点でまだ申し込まれていない方は・・・
こればかりは全く予測できませんが、2回目の試験に回る覚悟はしていた方がいいと思います。
8月に連絡があってから、あわてふためくと心の動揺で引きずることになりやすいです。
そうすると、折角の直前期であったはずの9月の学習も・・・一気に調子を起こすことになりかねません。

 要は、とにかく受験申込を完了させなくてはいけません。
ただし、あわててやると間違いやミスが発生します。
折角急いで申し込んだのみミスがあれば、ロスが生じます。
結果的に、2回目試験に回されることになります。

 とにかく、正確に手続きをしつつ急ぐことです。
ポイントについては、以下のブログで書いていますので参考にしてくださいね。

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