あしたのジョー2 アニメ✖️マンガ比較 第四十話 燃えろジョー・・・標的が近い
アニメおすすめ度 ★★★★★
ハリマオ戦を終え、急な立ちくらみに襲われるジョー。
そしてパンチドランカー症状により廃人になって登場するカーロス。
この二つが同時に起こり、ジョーの身体が心配になる丹下。
そこに来てロードワーク中に倒れるジョーを見てさらに心配を募らせる。
そして、ジョーがパンチドランカー症状になっていないかのテストを行う、そんな今回。
丹下がジョーにパンチドランカーのテストをするシーン、マンガ版で登場するのは金戦の直後、ハワイにいく直前。
それをここに回すことでホセ戦に更なる不穏な空気を持ち込んでいるわけなのですが。
テスト内容こそほぼ同じなれど、描かれ方はかなり違う。
マンガ版では丹下の指示で文句を垂れながらテストを受けるジョー。
対してアニメ版だと一言「なんかわかんねぇけど、俺割と好きな方なんだよ、そう言うの」。
マンガ版では丹下と対立したまま独断専行で行動することが多かったジョー。
アニメ版ではそうはならない。
意見の対立があってもあくまで丹下のことを信頼して行動を共にしてきた。
そのお互いの信頼関係があってこそ、ここでの丹下の行動にも信じてついていこうとするジョーが描かれる。
マンガ版だとこの試験が終わっても本当に大丈夫なのか信じられなかったところが。
アニメ版だと、本当にジョーは大丈夫なんだろう、と信じられる。
この差はなかなか大きいわけなのですが・・・。
結果的に本当に信じてよかったのか・・・それはまた少し先の話・・・。
ここまでの物語についてはこちら。
脚本 高屋敷英夫
コンテ さきまくら
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