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あしたのジョー2 アニメ✖️マンガ比較 第六話 吠えろ・・・、咬ませ犬

アニメおすすめ度 ★★★★★

あしたのジョー中盤で最も鍵となる漢、カルロスリベラ。
『2』で彼が登場するのがこの第6話。
ラテン系のお気楽ボクサー、と見せかけ実は真の実力者。
そんな彼がいかにして描かれるのか、見所です。

と、言うのもマンガ盤と比べるとタイトに描かれるカルロスの登場シーン。
マンガ版では最初、チャランポランとして登場し、徐々に強さを見せていくわけです。
対しアニメ版では最初から『こいつ、絶対強い』と思わせるような描き方に。
それも、チャランポランに見えるように描きつつ。

ジョーをランキング上位者と勘違いし握手を求めるカルロス。
マンガ版ではただのミスなのか、ジョーの強さを見抜いたのか非常に曖昧になっています。
しかし、アニメ版ではジョーとカルロスの睨み合いが一瞬入る。
明らかに「分かっていてやった」という演出に。
その後に入っていた客席の笑い声も無くす、演出に筋が通ってる!
最高にかっこいい一幕なのです。

その後に繰り広げられる南郷対ジョー。
試合内容がマンガ版とは全然違います。
ここは、これまで今まで『2』で描いてこなかったジョーの必殺技、クロスカウンターを見せるための大型改変なのかな、と。
試合内容としてはそれでも最高に面白いので大いにあり!って感じです。

ここまでの物語についてはこちら。

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