あしたのジョー２ アニメ✖️マンガ比較 第十三話 丹下ジムは・・・不滅です
アニメおすすめ度 ★★★★★＋★
マンガ版ではあまり時期について触れられなかったジョー対カーロスの試合。
アニメ版では年末放送に合わせて年越し試合として描かれたわけで。
今回も放送タイミングに合わせて正月の物語。
そして、マンガ版では全く描かれなかった西の引退披露の物語。
マンガ版ではひたすらにボクシングにストイックなジョー、交流が描かれるのは丹下と試合相手ばかり。
ドヤ街の人達との交流は最低限に描かれるわけです。
対してアニメ版だと西やドヤ街の人々との交流も多く描かれる。
ちょっとしたシーンにドヤ街の子供達と遊ぶジョーが出てくるわけで。
人間臭い魅力が足されているわけです。
それがあっての今回なのかな、と。
なんといっても泣けるのはラスト、西の最後のスパーリング。
アニメ版見ちゃうとここがマンガ版で出て来ないのが不自然にすら感じてしまうほどの名シーン。
最後、吹っ切れるためにスパーリング相手にジョーを選ぶ西。
階級の版でこそあれ、西の本気のパンチはジョーをダウンさせるほどで。
ジョーの最大の仲間はやはり西なんだな、と思わせるわけです。
あと、今回紀子に注目してみると、紀子の複雑な感情も流れるように見えてくるので、是非ともそちらも注目です。
ここまでの物語についてはこちら。
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