見出し画像

あしたのジョー2 アニメ✖️マンガ比較 第四十二話 段平・・・二人の日々

アニメおすすめ度 ★★★★★

BLか・・・BLなのか・・・。
そう思わざるをえないなかなかにすごいタイトルなんですけど・・・。
あと、dアニメで表示される画像もすごいわね・・・。

さて、この期に及んでネタバレもへったくれもないので言いますが。
あしたのジョーの最終回は「ボクシング」で終わります。
最後の試合の結末がそのまま物語の終わりとなる。
この物語にはエピローグがないのです。
だから、最終戦が始まるまでにエピローグを終わらせなければいけない。
全ての登場人物との関係が清算された上でホセ戦に突入しなければならない。
マンガ版では孤独な男として描かれるジョー、あまり清算に時間がいらないのですが。
アニメ版はそうもいかない、これまで関わってきた人達全てとの関係を一度清算しなければならない。
その中でも最も清算が大変な男、それがジョーと最も付き合いの長い男、丹下段平。
試合のセコンドにつく彼との清算はホセとの試合が終わるまでは終わらないのですが、それでもそこに至るまでの呼水となるのが今回なわけです。

で、ジョーと丹下の間にあるべき清算、それが丹下のジョーへの感謝。
偶然ジョーに出会ったことで人生が大きく変わった丹下が過去を振り返り、ジョーと出会った自分の人生に感謝するのが今回な訳です。
そのため、練習の合間合間に丹下がジョーとの出会いを振り返る。
その間にワキャワキャするジョーと丹下、二人の関係が非常によくでている、微笑ましい。
で、最後に自分自信の心の中にある言葉を通りすがりの応援団に言ってもらう。
これで改めて丹下が自分の意思を固めるのです。

あ、あとあれね、泪橋って台東区なのね・・・。
今度それらしきところを探しに行ってきます・・・。

ここまでの物語についてはこちら。

脚本 篠崎好
コンテ さきまくら

#アニメ #アニメ感想文 #私のイチオシのアニメ #マンガ #noteアニメ部 #コラム #エッセイ #あしたのジョー #ちばてつや #高森朝雄 #梶原一騎 #毎日note #評論 #マンガ感想文 #読書感想文


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?