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あしたのジョー2 アニメ✖️マンガ比較 第四十二話 衝撃・・・葉子の予感

アニメおすすめ度 ★★★★★

登場してきた多くのキャラクターとの関係性がマンガ版とは大きく異なるアニメ版。
おそらく、最も違うのは葉子とジョーの関係だと思うわけです。
こと終盤、葉子のいかなる誘いに対しても一切耳を貸そうとしないジョー。
ホセ戦直前ともなると「こんりんざいあの女をおれに近づけるな!!」とまで言い放つ。
そもそも周りを信用していないマンガ版のジョー、その矛先が最も鋭く向かうのが葉子なわけなのです。
対してアニメ版のジョーは、周囲と協力しあい、自分の目標のために周りを巻き込んでいく。
それ故に目の前に現れた葉子を冷たくあしらったりはしない。
あしらわないが、それでもジョー自信に曲げられない信念があれば避けることもある。
そして、今回はジョーのどうしても譲れない、だからジョーが葉子を避けている形になっている。
ここは似ているようで大きく違うわけです。

なら、ジョーがここで抱えている信念とはなんなのか。
無意味に葉子に会わないようにしているわけじゃない、ならジョーが葉子に会わない理由は。
「俺はな、アスパラガスと医者はどうにも食わず嫌いなんだ」
医者に会いたくないジョー。
理由はそれ以上語られない、でも少しだけ感じてしまうこと。
ジョーは自分の身体の異変に感づいているのでは・・・。
そんなことを思ってしまう一話なのでした。

ここまでの物語についてはこちら。

脚本 高屋敷英夫
コンテ さきまくら

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