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私の推し子育てnoterは、ライターの夢を追いかける4児のママ

「ママになったら、子どもに全て捧げなきゃいけない」って誰が言ったんだろう?

私と同じように「文章を書く仕事」を夢みて、「育児と執筆」をがんばっている子育てnoterのいちとさんを紹介します。

つきかおりさんの企画「あなたのお気に入り子育てnoterを紹介しよう」に参加しています。
「ママの夢は?」
びっくりした。
私は、「えっ?」と言ってかたまってしまった。

まさか、子供達に自分の夢を聞かれるとは思わなかったから。
私は、ライターになることが夢だ。ずっとずっと、子供の頃から文字を書く仕事に就くことが憧れだった。

それにも関わらず、私は子供達に自分の夢を話すことが出来なかった。
「ママの夢は、みんなが元気に大きくなってくれることだよ」だのなんだの言って、いかにも"良いお母さん"に見られるようにしていたように思う。

いちとさんは、4児のママ。10歳、8歳、3歳、0歳のお姫さま、王子さまがいます。10代で出産されてから、ずーーーっと子どもにかかりっきりだったことでしょう。

ある日、小学生の子どもたちが「将来の夢」を語り出したときのこと。

「ママの夢は?」と聞いてきました。子どもらしい、素直で、純朴な質問です。いちとさんは、言葉につまってしまいます。夢がなかったからではありません。幼い頃、「作家になりたい」という夢をお母さんに否定されたからです。

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本当はずっと、文章を書く仕事がしたかった。

子ども時代に、心の奥にそっとしまい込んだ、傷ついた夢。子育てを言い訳に、見ないフリをするのは簡単でした。

でも。

いちとさんは、20代のおわりを迎えて「後悔したくない」とチャレンジに出ます。結果「かがみよかがみ」でエッセイを掲載できることに!

またある日、子どもたちが同じように聞いてきました。

「ママの夢ってなに?」と。今度は勇気を出して、いちとさんは答えます。


「ママ、ライターになりたいの」
「へぇ!ライターってなに?」
「文章を書くお仕事、かな。簡単に言えば」
「すごっ!ママ、作文書くの得意だもんね!」

「......ねぇ、ママが夢のために頑張ってるってどう思う?」
「えっ?良いことじゃん。大人でも親でも、夢見ていいんだよ?」

当たり前じゃん、とでも言いたげな娘達が私をキョトン顔で見つめる。
私は、ありがとう、とだけ言って顔を背け、なんとか泣きそうになるのを堪えた。

いちとさんの文章は、水みたいです。喉が渇いたときの水のように、スーッと心に入ってきます。

幼い頃の傷ついた記憶と、いちとさん自身を、そっと抱きしめるような文章。その繊細な優しさは、読者に染みわたります。

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いちとさんの文章をはじめて読んだとき、「私の文章と似ている!」とびっくりしました。あなたから見たら、どうでしょう?そんなでもないかな?

私はふだん「元気」を意識して文章を書いています。それは、嘘でも作り物でもなく私の一部です。でも、誰にでもいろんな面があるように、私にも弱いとこ、傷つきやすいとこがあります。

いちとさんの弱さと、私の弱さは、似ている。
そんな気がするのです。


母親である自分が夢を追いかけることの罪悪感と、夢を語ることへの恥ずかしさ。それがずっと、私の胸の中にあったんだな。
でも、母親でも大人でも、夢は追いかけてもいいこと。
夢を語ることは恥ずかしいことじゃないこと。
そのことに気付かせてくれたのは、子供達でした。

文章を書くことがだいすきないちとさん。すてきな短編小説も書いています。下記の記事と合わせて、ぜひごらんください。



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