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手芸部で、失敗してしまうことで成果となる方法。それを大学入試にいかすの。

「手芸部は努力が認められない」という話。たまにSNSにでてきます。

手芸部だけではなく、文化系の部活では常に体育会系より評価が低いのではと言われます。

ちなみに、美術部員が美術系の大学へ行くとき、それは求められるレベルが体育会系からプロへ進むようなものです。

音楽系の部活、吹奏楽部から音大への入学は、部活以上のものが常に求められています。美術よりはマシとも言われますが、これも狭き門。

一方で体育会系は、部活で完結できるとも言えますね。

問題は手芸部や他の文科系部活です。

手芸部が全国大会?国際大会?

ありますが、それは決してメジャーだとは言いにくい。

でも、それでも文化系部活でも十分、いや、文化系部活だからこそ大学進学に利用しやすいという面すらあります。

過去記事まとめ「国際バカロレア校の選び方(セカンダリー教育)」「学校に身体の不自由な生徒がいるのは普通のことです」「偏差値の高めな学校には多様性があるか?」「国際バカロレア校の宿題」。

決して、目立たない文化系の部活は、海外大学進学に不利になるわけではありません。

問題は、そのアプローチとアイデアです。

一般的に、そんな時のアドバイスでは「大会などを主催してみるのもアイデアいです」とのしめくくりでした。

その通りで、大会を主催することは、今は難しくありません。

だから、それをまず考えましょう。

その企画段階からが活動で、実績で、課外活動です。ボランティアにもなりえます。

実際の大会ではなく、インターネットを利用した大会を簡単に主催できるようになったからです。

学校の許可が難しいと感じる場合は、生徒会を利用して。

生徒会とのコラボをアピールできます。

2024改訂版「子供の為に国際バカロレア校を選ぶべきか悩んでいる時に読む本」☆進学のパターンとその実情☆

ネット、SNSの安全性を不安視している親がいる場合は、もちろん、生徒同士で安全基準を組み立てます。

その過程もすべて大学、高校面接時にアピールポイントとなります。

さらに、実際には参加してくれる他の学校の生徒・学校が少ない場合は、国内だけではなく、海外に目を向けましょう。

英語が必要になります。

英語部に協力を仰ぎます。

学校から留学している生徒がいる場合は、その生徒に海外校への協力を仰ぎます。

実際は、失敗してしまうこともありえます。

実行できないこともあります。うまくいかないことの方が多いでしょう。

それでよいのです。

その理由、いきさつなどをまとめ、簡単なレポートを作成しましょう。

みんなこれを嫌がります。

子供が嫌がる読書感想文:読書感想文の「書き方」と、読書感想文の「書かせ方」。絶対入賞、ちょっと目につく感想文。優勝を狙わないで入賞を狙うのが第一歩。

でも、そのレポートは、面接や学校応募書類などと一緒に提出できる、巨大な学生生活上の成果になります。

成功することを前提の話をしてもだめなこともあります。

ただ、失敗しても、それが大きな学業上の成果、課外活動としての成果となることを忘れないことです。

その失敗が子供の大きな成果となり、面接時の武器となり、入学を勝ち取れるます。

ちなみに、このような考え方は一般的にIB教育(国際バカロレア教育)だと思われますが、実はそうでもありません。

すでに、国際バカロレア教育はパッケージのようになっているので、生徒たちはこのようなちょっとした事に対して、常にポジティブな考え方ができる教育を受けているというわけではありません。

つまり、結局は、ほとんどの生徒たちは学校生活の中で普通に、とくに変わったことをするでもなく生活していきます。だから何かできる、何か行動できる。何かアイデアを実行にうつせる生徒が有利です。

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