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お手伝いの経験をしてきた大人になりたかった。


あなたは子供の頃家族のお手伝いをしてきましたか?

私はほとんどしてきませんでした。


本記事では、お手伝いをしてこなかった人間の

大人になってからの気持ちや考え方をまとめますので

まだ親と一緒に暮らしていて、お手伝いをするチャンスがある方や

お子様がいるお家の方にはお手伝いに関して考えるきっかけになったら嬉しいです!


お手伝いって何歳から始めるものなの?


私はまず、この問いについていつも考えてしまいます。

皆様は何歳からお手伝いをしていましたか?

そして、お子様には何歳からお手伝いをさせますか?


まあ実際には、子供それぞれの性格にもよりますよね。

私がよく見てる

youtubeチャンネルのぽるぽるふぁみりーのみゆちゃんは、

4歳でも子供用の包丁を使ってもう一緒に台所に立っています。


料理なんて全お手伝いの中で1番難しいことだと思うんですがすごいですよね。私はみゆちゃんを尊敬しています。


料理の他は、洗濯物をたたむというお手伝いもありますが、

こちらは料理よりももっと早くさせても、

危険はないので幼稚園児でもできそうです。

しかし、親としてはどうでしょうか。


早く家事なんて終わらせたいのに、子供にたたませたら、

ぐちゃぐちゃになってもう一度たたみなおしたり、

すごく時間がかかったりして、余計ストレスがたまるので、自分でやっちゃいますよね。


穏やかに見守れる時間があれば、子供のお手伝い力も上がるのかなと思います。


では小学生になってからはどうでしょうか。

例えば、ゴミ出しや、買い物、お皿洗いなんてものはみんなやってきたと思います。

家庭科の授業で、ご飯の炊き方を習ったりもしましたし、

アイロンがけなども習ったりしました。


中高生になれば、お弁当を作ったり、親と同じレベルで家事ができるようになるため、お手伝いをしてくれれば、親の負担はかなり軽くなると思います。


なぜ私はお手伝いをしなかったのか


幼稚園から小学校低学年にかけては、

お手伝いをさせようという方針ではなかったため、

小学校高学年から大人になるまでは、

家族のために時間をかけるより、自分のしたいことを優先したかったからです。


マイマザーは、お手伝いをしてといったことはありませんでした。

だから家事で教えてもらったこともありません。


多分幼稚園児のことも赤ちゃんのように思っていたのかなと思います。


小学校に入ってからは、マザーがうつ病になってしまい、家事をしなくなったため、祖母がお家に来て、お世話をしてくれていました。


祖母は、マザーがうつ病になり、悲しんでいる私や弟にお手伝いをしてなんて言いませんでした。


そして小学校3年生からは、祖父母の家に引き取られます。

詳しい話は過去のnoteでしているので

私の家庭環境が気になった方はそちらをご覧ください。


祖父母の家で暮らし始め、最初の頃は、生活に慣れるために、

のびのびと過ごしており、お手伝いをするという機会は多くは作られませんでしたが、3つだけ祖母に教えてもらったお手伝いがあります。


それが「お皿洗い」「アイロン」「風呂掃除」です。

やり方はわかりましたが、私は習い事をしていたり、ゲームや勉強、読書が好きでそっちを優先していたので、習慣になるほどはお手伝いをしませんでした。


小学生だし、好きなことをお手伝いよりやりたいと思うのは普通だろというのが当時の私の考え方です。


そこから高学年になり、祖父母との溝が深まっていきます。

なぜ私の参観日に来るのはママやパパじゃなくて、おばあちゃんなんだろうと悲しくなったりとか、

周りの友達から、おばあちゃんをお母さんだと思われるのが嫌だったり、

学校がおやすみの日しかママとパパに会えないことへのストレスが

完全に祖父母のせいだと責任転嫁し、

家族としての関わり方が少し歪んでしまいました。

激しい反抗期のようになったわけです。


ここから高校生くらいまで、おばあさまは

孫が祖母をさしたというニュースを見るたび、自分もそうなってしまうと恐怖を感じるようになるほど、お互いに嫌悪感がありました。


特に「祖父母のために何かする」というのが私は嫌で、

お手伝いは絶対にやりたくないという気持ちになっていきます。


祖母も手伝ってと言おうものなら激しく抵抗するであろう私には何も言わなくなりました。


これをここまで読んだ方は、私のことをひどい孫と思ったでしょうか。

24歳になった私は、このことを後悔しているし、自分のためにもよくなかったと反省しているのでお許しください。


そして大学生になると、一人暮らしのお友達が増えました。

お泊りをしていると、友達の大人っぽさに驚愕します。

そして気づきます。


私って何もできないじゃん!


友達は、荷物の再配達の電話や、料理はもちろん、洗濯など全部1人ですらすらと終えて行きます。

18.19歳なんですから、できて当たり前ですよね。

仮にみんなおうちではお手伝いをしてこなかったとしても、

自分でやり方を調べたりして、結局はできるようになっています。


でも明らかに、実家でもちゃんと手伝ってきた友達は、

スピードも丁寧さも何もかも秀でていました。


だいたいそういう子って

実家に帰ったら、お母さんと一緒に料理してるとか、

頻繁に電話したりして、アドバイスもらってるとか

仲良しエピソードを教えてくれます。


あと、親の仕事が忙しすぎて家事を手伝うというよりかは、

自分でやらざるをえなかった子達は、

効率よかったり、節約してたり、知識量がすごくて教わることがたくさんありました。


そんな子達を見てると、お米の炊き方もわからない私はいよいよ焦り始めます。

私何もできない!結婚したいのに、この家事レベルじゃ結婚したいと思ってもらえるわけがない!


もちろん今の世の中は、仕事をしている男性だって家事をやるべきという認識になっていますが、だからと言って女は一切家事をしなくていいというわけではありません。


現在の配偶者と付き合ってい当時の私は、家庭環境についても自分はほとんど家事ができないことも正直に話していて、

そこを責められることはありませんでしたが、

私も家事ができた方がいいことは明白でした。


まずはお米の炊き方から、次は洗濯機の回し方


私はバイト先の後輩に相談をしました。

お米も一人でたいたことがなくて、全部彼氏がやってくれてるんだって。

すると後輩は、簡単ですよとお米の炊き方を軽蔑するでもなく教えてくれました。

水でお米洗った後、指定の量水を入れて、炊飯器に入れてスイッチを押すだけ!

無洗米があることも教えてくれました。

1合がどれくらいかわからなくて検索して

初めて一人で炊飯器のスイッチを押したのは21歳の時のことでした。


彼氏はできて当たり前なんて反応ではなく、

「すごい!ありがとう!一歩成長だね」と褒めてくれました。


そしてしばらくお米を炊く係に慣れた後、

次は洗濯をしてみようかと、

実際に洗濯機の前でやり方を見せてくれました。


洗剤と柔軟剤の入れる場所が違うこととか、設定の仕方とかを教えてくれて、私は洗濯機も回せるようになりました。

それも21歳の時。

まあ22歳の時、洗濯機にたくさんものを入れ過ぎたらダメって知らなくて、

中に入ってた服がズタボロになった上に、洗濯機動かなくさせてしまって、買い替えさせたこともあったんですけどね。


そして24歳の今でも、洗濯物をたたむのがあまりにも下手くそすぎて、

飽きずに配偶者は、今でも優しく指導してくれます。

ここを持ってやった方が綺麗になるよとかね!


今の私の目標は、スーパーで買い物をする時に、

いちいち検索しなくても、

野菜の選び方や、肉の種類の違いについて覚えることです。


つい先日、鶏胸肉で料理を作ってみた私は、食べた後にびっくりしました。

柔らかいもちもちのお肉かと思ったら硬くてごりごりしていたのです。


買い物中、よくわかんなかった私は値段が安いという理由で、鶏胸肉をかごにいれました。

配偶者は、鶏胸肉と鳥もも肉の違いについて教えてくれるために、

わざと何も言わなかったそうです。柔らかいのを食べたいと思ったときは、もも肉の方がいいって知って欲しかったからと言っていました。


子供の時からしてたらな

21歳からお米を炊き始めて、徐々に配偶者のサポートや、友達や後輩からの助言で、私は最低レベルの家事スキルを24歳でようやく身につけました。


しかし手際は悪いし、時間はかかるし、知識も少ないのは否めません。


いちいち検索しながら家事をするのって時間が無駄にかかります。

こんな時もっと小さな頃からお手伝いをしていれば、さくっとこなせちゃうのになと思ってしまうんです。


これは自分がお手伝いをするチャンスをはねのけた結果です。

自分のせいです。

でも家庭とうまくいってなかった時に、

家族と家事ができたかと言われればできないと答えるし、

過去にタイムスリップしても私はお手伝いをしないと思います。


もし、ママと一緒に暮らしていたら、ママのために料理を作ってあげたくて、やり方を聞いたかもしれない。

もし、祖父母と仲が悪くなかったら、10分くらい時間使ってもいいかと思えていたかもしれない。


そしたら24歳の今は、もっと難しい料理に挑戦してみようとか、掃除のレベルをあげようとか、ワンランク上の暮らしになっていたかもと思います。


自分の子供にはどうしていこうか


現在妊娠6ヶ月の私。

生まれてくる子供には、私の経験を踏まえて、一切手伝わせないというのもやだし、やりたいことを制限させてまで家事をさせるのも嫌だなと思っています。


1つ考えて思ったのは、

二人でお話するのが好きというくらいには仲のいい親子であれば、

一緒に家事をする時間も楽しめるのではないかと思うので、

まずはたくさん会話のある家庭にしようかなと思っています。


お母さんと話しながら晩御飯作るの楽しかったなと大人になってから、

彼女に話したりしてくれるのを目標にしたいです。


アダルトチルドレンだったり、家庭環境に悩んでいるあなた、

子供とうまくいかない親も、みんなそれぞれ辛い気持ちを抱えていると思います。


私のこの文を読んで、

今一度考え方を改めて見たり、

やっぱりそのままの考え方でいいやと納得できたり、

大人になってからはやってみようとか、

何か考えるきっかけになったら嬉しいです。



あなたはお手伝い嫌いですか?

楽しかったですか?

子供にどんな風にお手伝いさせてますか?

いろんな年代のいろんな人の意見が聞きたいです。

コメントお待ちしております。








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