HYOGO空飛ぶクルマ研究室(HAAM)

空想観光学のラボラトリー「HYOGO空飛ぶクルマ研究室」の公式noteです。観光×テクノロジー情報や、研究室の活動、ニュースを発信します。(💻 https://hyogoaam.jp

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      空飛ぶクルマがもたらす豊かな社会を未来志向で構想する学びの場。 HAAM研究員チーフのPRODUCER江藤誠晃による記事です。

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    HAAM注目!今月の空飛ぶクルマ最新ニュースまとめ【2023年5月】

    こんにちは!HYOGO 空飛ぶクルマ研究室【HAAM】(以下、HAAM)です。 この記事では、海外ではすでに実証実験が進んでおり、日本でも2025年の大阪・関西万博会場での飛行を目指して研究が進んでいる次世代の乗り物「空飛ぶクルマ」の最新ニュースをピックアップしてお届けします。 今月は新機体の発表や、空飛ぶクルマを利用したビジネス展開に向けた動きが各社から発表されるなど「空飛ぶクルマ社会」が現実的に感じられるニュースが多くありました。 国内と海外に分けて、内容をご紹介し

      • 【機上の空論】空飛ぶクルマのトレンドを未来から逆算して読む

        機上の空論を展開HAAMのチーフを務める江藤誠晃の『空想観光学』。 2023年度からは毎月アップされる最新ニュースまとめ記事を独自視点で分析・解説していきます。 「空飛ぶクルマ」のトレンドを未来から逆算して考えるシリーズは、題して『機上の空論』。 頭の中で考えただけで実際には役立たない考えのことを「机上の空論」と言いますが、こちらは「机上」ではなく「機上」です。 「機上」にはふたつの意味を持たせていて、ひとつめはパソコンやスマートフォンなど機械の上で論じるというポジション

        • HAAM注目!今月の空飛ぶクルマ最新ニュースまとめ【2023年3-4月】

          こんにちは!HYOGO 空飛ぶクルマ研究室【HAAM】(以下、HAAM)です。 この記事では、海外ではすでに実証実験が進んでおり、日本でも2025年の大阪・関西万博会場での飛行を目指して研究が進んでいる次世代の乗り物「空飛ぶクルマ」の最新ニュースをピックアップしてお届けします。 2025年4月13日から開催される大阪・関西万博まであと2年をきった今月。空飛ぶクルマの個人に向けた販売が始まったり運用方針が策定されたりと、社会実装に向けた動きが続々と起きるほか、テレビで特集さ

          • 【空想観光学-6】イノベーションは「発想の転換」から生まれる

            Apple創業者ながら一旦は会社から追われ、紆余曲折の後に1997年にCEOに復帰したスティーブ・ジョブズ。 その彼が大々的に展開した広告キャンペーンのスローガンが「Think different」で、そのプロモーションCMには驚かされます。 そこにはパソコンをはじめとする商品のPRは皆無で、アインシュタイン、ボブ・ディラン、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、リチャード・ブランソン、ジョン・レノン…、と20世紀に活躍した新旧の偉人たちが登場するメッセージ動画なのです。

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            【急成長必至の業界を目指すあなたにおすすめ!】空飛ぶクルマのビジネスモデルを構想するプログラム「空飛ぶideathon(アイディアソン)」を開催!

            こんにちは!空飛ぶクルマの実用化時代における観光産業と地域創生を探究するコミュニティ「HYOGO 空飛ぶクルマ研究室(以下、HAAM)」です。 大阪万博の開催まで約2年となり、最近メディアでの露出が増えてきている「空飛ぶクルマ」を皆さんはご存知ですか? 空飛ぶクルマは大阪万博での本格飛行を目指しており、国が推進する「空の移動革命」においても中核的な存在となっているため、これから急成長する産業として、ぜひ若い世代の皆さんに注目してほしいところです! この記事では空飛ぶクルマ

            【空想観光学-5】空飛ぶクルマの実現に向けて僕らは何を成すべきか

            歴代米国大統領の中で国際的に最も知名度の高い人物は誰がといえばJFK。 1961年1月に第35代アメリカ合衆国大統領に就任したジョン・フィッツジェラルド・ケネディは1963年11月22日に暗殺されたので、その在任期間はわずか3年弱でしたが、その存在を後世に残した大きな力は彼が発した名言の数々です。 JFKがその就任演説で語ったこのフレーズには時代や国家の壁を超えて人々の心に響く「コトバのチカラ」があると思いませんか? そして、彼の魅力はコトバをコトバで終わらせなかったその

            【空想観光学-4】空を知った者のみに見える壮大な景色がある

            アメリカ合衆国における報道や文学、音楽の功績に対して授与される「ピューリッツァー賞」は1917年に創設された歴史ある賞で、特に報道分野では「ジャーナリストのノーベル賞」とも呼ばれる名誉ある賞です。 このピューリッツァー賞を1954年に獲得したのが飛行家チャールズ・リンドバーグの『The Spirit of St. Louis』。 1927年に人類初のプロペラ機による大西洋単独無着陸飛行に成功した愛機「スピリットオブセントルイス号」の偉業を記した著作は、のちに『翼よ、あれがパ

            観光甲子園「空飛ぶクルマ」部門に53校(94チーム)がエントリー。決勝進出5チームの企画をご紹介します!

            こんにちは!HYOGO 空飛ぶクルマ研究室【HAAM】(以下、HAAM)です。 全国の高校生がSDGs 思考で観光事業企画を競うコンテスト「観光甲子園」にて、今年は新たに「空飛ぶクルマ」部門が登場。 「空飛ぶクルマの実用化に向けて観光分野における事業アイデアを計画」することをテーマに、地元への観光誘客や地域課題の解決策を探究していただきました。 空飛ぶクルマ部門の予選には、53校(94チーム)が参加。HAAMのスタッフが審査員を務めた予選、準決勝を経て、2023年2月5

            【空想観光学-3】何が正しく、何が間違っているかは歴史が判断する

            人類初の有人動力飛行は1903年12月17日。 ウィルバーとオーヴィルのライト兄弟はノースカロライナ州キティホークの小さな丘で12馬力のエンジンを搭載した「ライトフライヤー号」のフライトを成功させました。 ただし、その記録はわずか12秒間の約37メートルだったそうで、当時の評価は現在ほどのものではなかったとのこと。また、そこからの兄弟の人生は偉業に対する嫉妬や特許を巡る係争など苦悩に満ちたものだったようで、決して栄光を手にした偉人ではありませんでした。 その間、飛行技術そ

            未来の空はどう変わる?空飛ぶクルマを深く知ることができる書籍まとめ

            こんにちは!HYOGO 空飛ぶクルマ研究室【HAAM】(以下、HAAM)です。 「読書の秋」に皆さんはどんな本を読んでいますか?小説や物語の世界を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。 しかし現実世界でもSFで描かれていたようなワクワクするような未来が実現されようとしています。その鍵を握るのは「空飛ぶクルマ」。 今回の記事では、次世代の乗り物として注目を集める空飛ぶクルマの仕組みや、新しいモビリティがもたらす未来について学ぶことができるおすすめの書籍をピックアップし

            【空想観光学-2】偉人が示した「どこか遠く」はバーティカルの先にあり

            『モナリザ』や『最後の晩餐』などの名画があまりにも有名なレオナルド・ダ・ヴィンチは画家・彫刻家であると同時に科学者であり哲学者でもあります。 つまり「万能の人」なのですが、驚くべきは15〜16世紀に活躍した彼の探究が後世の科学技術の発展に様々な影響を及ぼしているということ。 彼の活動領域には物理学・空気力学・航空工学・材料工学・軍事工学など、現代における「空飛ぶクルマ」の研究と変わらない分野が並び、なんと当時既にヘリコプターの概念も発表していたのです。 ダ・ヴィンチが残し

            未来を創造するテクノロジーが大集合!「N-PLUS」にて空飛ぶクルマの試験飛行に関するセミナーにHAAM・江藤誠晃が登壇しました

            2022年9月28日から30日にかけて、東京ビッグサイトにて“ものづくりの複合展”N-PLUSが開催されました。 2025年の大阪万博での運航がロードマップに示された『空飛ぶクルマ』をはじめ、未来を創造するための素材から加工技術、部品・製品、そしてサービスに至るまで、最新のものづくりを網羅する展示やセミナーを見ることができます。 N-PLUS内で開講されたセミナー「『空飛ぶクルマ』試験飛行の実施報告、自治体の取組みと課題」には、HYOGO 空飛ぶクルマ研究室【HAAM】の

            空飛ぶクルマは手段であり、ゴールではない。パソナグループ・坂田隆二が伝えたい、未来社会を考える上で忘れてはいけないこと

            こんにちは!HYOGO 空飛ぶクルマ研究室【HAAM】(以下、HAAM)です。 今回は、HAAMスタッフのプロフィールを現在、過去、未来から深堀りしてご紹介するインタビュー連載記事をお届けします。第七弾のこの記事では、株式会社パソナグループ 事業開発本部 ゼネラルマネージャーの坂田隆二氏にお話を伺います。 「HYOGO 空飛ぶクルマ研究室」についてはこちらの記事をご覧ください! <現在> 淡路島の地方創生マーケティングに従事こんにちは。株式会社パソナグループ 事業開発本

            今だからこそリアルな課題をリアルな乗り物で解決したい。パソナグループ・貞松宏茂が考える、空飛ぶクルマの価値

            こんにちは!HYOGO 空飛ぶクルマ研究室【HAAM】(以下、HAAM)です。 今回は、HAAMスタッフのプロフィールを現在、過去、未来から深堀りしてご紹介するインタビュー連載記事の第六弾。株式会社パソナグループ事業開発本部 副本部長 執行役員(株式会社ニジゲノモリ 代表取締役社長 )の貞松宏茂氏にお話を伺いました。 「HYOGO 空飛ぶクルマ研究室」についてはこちらの記事をご覧ください! <現在> テーマパーク「ニジゲンノモリ」の運営や空飛ぶクルマの活用方法を考えるこ

            兵庫県から空の未来と若者を盛り上げる。行政と民間の架け橋を担う兵庫県職員・高橋健二が思い描く、空飛ぶクルマの未来

            こんにちは!HYOGO 空飛ぶクルマ研究室【HAAM】(以下、HAAM)です。 今回は、HAAMスタッフのプロフィールを現在、過去、未来から深堀りしてご紹介するインタビュー連載記事の第五弾。兵庫県 企画部 地域振興課 公民連携班長の高橋健二氏にお話を伺いました。 「HYOGO 空飛ぶクルマ研究室」についてはこちらの記事をご覧ください! <現在> 兵庫県の窓口として、民間と行政の目線を合わせる役割を担うこんにちは。兵庫県 企画部 地域振興課 公民連携班長の高橋健二です。

            【空想観光学-1】SFの父が夢見た未来と空想観光学という新たな学び

            『気球に乗って五週間』『月世界旅行』『海底二万里』『地底旅行』… 19世紀に活躍したフランス人小説家ジュール・ヴェルヌの冒険小説群に触れたことのある人は多いでしょう。その作品は小説や映画からテーマパークのアトラクションにまで及び、世界中の子どもたちに未知なる世界への憧憬を提供してきました。 そんな彼の名言として残るのがこの名言。 「不可能を可能にすること」が科学技術の進歩だとするならば、その本質をひとりの文学者が遠い昔にビジョナリーなコトバで語ったことは注目に値します。