【佐渡旅行記④】歴史と風土に触れる(後編は風土寄り)

 本来は3回完結の予定だったので、「ようやく」最終回という感が多少あります(^^;;
 まずは前回掲載をスルーしてしまったスポットから。キリシタン塚を訪れた後、佐渡相川キリスト教会の小野牧師にもう一ヶ所ご案内いただいたのです。

旧佐渡鉱山(佐渡市下相川1305)
 金銀山や鉱山についてはさほど予備知識も事後知識(?)もないんですが、見た物と小野牧師のお話だけで考えても、かつてはすごい繁栄ぶりだったんだなぁと感じました。1960年頃でも、佐渡島(当時は10市町村)の総人口は12万を誇っていたそうです。それから60年が経ち、HPに掲載されている市報(リンク先は今年度版)によれば6月末の人口は5.3万人ほどだそうです。非常に考えさせられるところがあり巻いた。
 目に見える物は非常に魅力的で、いわゆる廃墟マニアの方にはなおのことなんだろうと思います。旅客鉄道が存在したことがない佐渡では貴重な?鉄路跡もあります。

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 上掲の写真でも少し写っている北沢浮遊選鉱場では夜間ライトアップが行われています。

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 見学したのは選鉱場に近かったので、そちらの地図を貼りました。
 歴史編は以上です。

 初日は、姫津集落にあるユースホステルに泊まりました。例のGo To トラベルキャンペーン利用で(^^;;

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 父は場所で選んだという訳ではなく、宿泊施設のジャンルとしてのユースホステルに泊まりたかったようです。夕食時にはオーナーの方がいろいろお話くださり、佐渡の歴史や特徴的な各地区、さらにはユースホステル業界(?)のかつての活況に関する話もありました。
 食卓を撮るのは何となく憚られたので、HPに載っているものをぜひご覧ください。ブリカツを食べたのは、恐らくこれが初めてだったと思います。
 あいにくこの日は「独占状態」だったためか、眺めが一番いい部屋を宛がってくださっていたようです。

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 右側を見ると姫津漁港が見えます。この集落は割と人口が多く、次代の担い手もそこそこいるんだとか。ちなみに、このホステルは漁船を持っていて、宿泊客にも貸し出しているそうです。

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 こちらは宿に向かう途中の車窓からの一枚です。

 小木での見学を終えた後にいただいた2日目の昼食はこんな感じでした。

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 とりあえず冷たい麺を探した結果、わかめうどんになりました。店内では手作り雑貨等が販売されており、このTシャツもなかなか粋です。

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 と書いたところで公式HPを見たら、そば打ちや竹とんぼ作りの体験施設としての側面もあるそうです。全然気づきませんでした(^^;;

 その後は一気に相川へ北上し、チェックイン前に飲食物の調達へ。

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(地図は正しい表示ですが、なぜか名称・住所が全然違う施設…汗)
 調べてみたら「児玉商店」でヒットしました。新潟民にとってコダマと言えば、かつてのドラッグストアチェーン(現在はココカラファインと統合、稀にコダマの店名が残っている店も)となりますが。
 2枚目は、新潟市でも商品券が使えるんだなぁと思いながら撮りました。佐渡汽船には小木~直江津航路もありますが、やはり新潟路線がメインでしょうからねぇ。偶然ですが、相川(それこそ選鉱場近く)にある映画館「cafeガシマシネマ」のチラシも映り込んでいました。

 2日目は、各種予約サイトに載っていない民宿に泊まりました。その名も太平海の家。(公式HPは飲食店としてのもののようです)

(また名称・住所が別のスポット…)
 1階の一部は理容室で、安くて評判だそうです。残念ながらこちらの宿も独占状態でした…

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 素晴らしく夕日が真正面に見えました。2枚目では、分かりづらいかもしれませんが漁火が見えます。

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 然るべきツールを使えば電線を消せることは知っているんですが、作業が面倒+リアルはこういう眺めだという紹介のために「そのまま」。右側には相川の町並み(?)が見えました。

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 これで今回の佐渡旅行記は終わりとなります。3度目の来訪でようやく佐渡を知る第一歩を踏むことができたかなぁという印象を持っています。今回は訪れられなかったエリアもありますので、また訪れる機会があればいいなぁと思います。
 その一方で、新潟県にはもう1つ島があります。それは粟島です。こちらにも一度訪れてみたいものです。

 ③・④で載せられなかった画像はこちらからご覧いただければ幸いです。




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