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#14 10分でできる3Dマップ!地域データをカッコよく可視化しよう

県や地域ごとのデータをビジュアル化してレポートやプレゼンに使いたいことあるよね

これまで無料の白地図ソフトを探していたけど、イマイチだったはず。  本格的GIS系は面倒くさい、時間がない、そんなあなた向き

立体の棒グラフはもちろん3Dでクルクル回したり、時系列の動きをビデオ化したりできます。もちろんあとで複雑なレイヤーも追加できます

世界中のどこの地域でも大丈夫

データはエクセル表からそのままです。面倒なファイル読み込みやソフトの設定などは一切不要

用意するもの:エクセルのみ(Windows版エクセル2016以降)。無料

ここでは地域のコミュニティごとの参加人数マップをつくってみます。

事前準備:まず3DMapが「挿入」のページに入っているか確認。もし見えなければバージョンに応じてアドインしてください。エクセル2019であれば[Excelのオプション]を開いて[データ]タブの[データ分析アドインを有効にする:Power Pivot、Power View、3D Maps]のチェックボックスをオンにします。

手順(1)~(9)

(1)地域ごとの元データを用意します。例としてエクセルの1列目に県名、2列目に参加人数、3列目に設立日を入れます。一行目はタイトル(「県名」とか)を入れます。一旦ここでエクセルファイルは名前を付けて保存しておきましょう。

※ 新しいファイルに1シートで始めるのがいいと思います。

※ 基本的に自動で類推してMAPをつくってくれます。頭いいのよ。(あとで頭悪いなあと思うときも来ます)

※ 表のどこから入力し始めてもいいです(A列目から、1行目から入力し始めるとか、1列目に住所をいれるとかのルールはありません)

※ 任意の地域(秩父、丹後とか)の場合は、適当な中心辺りの住所を入れる

※ 県名、市町村名だけでなく、県庁/市庁舎の住所、英語名、代表的な郵便番号、市外局番などの列をつくって入れておくのがコツ。そうすると一発でつくってくれる。あとで追加してもよいし、追加事項は歯抜けで入れてもよい。

(2)できた表全体をアクティブにしながらバー「挿入」→左上の「テーブル」ボタンを押します。そうするとテーブルになります(セルが青くなったりフィルターが追加されます)

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(3)「挿入」→「3Dマップ」「3Dマップを開く」を押します。そうすると3Dマップが起動し新しいウィンドウ(3D Maps)が表示されます。これはこのエクセルファイルにくっついて起動保存されます。

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(4)3DMapsの「ツアー1」という名前のツアーを開きます。日本地図が出てきます。

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(5)エクセルのテーブルをアクティブにしながら「3Dマップ」→「選択したデータを3Dマップに追加」をクリックする。

(5)バー「表示」の「レイヤーウインドウ」と「フィールドリスト」をアクティブにして表示させます。

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(6)レイヤーの「場所」で「県」「市町村」をクリック。あるいは「フィールドの追加」から県、市町村を選択。「フィールドリスト」から県、市町村をドラッグしてもよい。間違ったら×で消してやり直す。地図の県/市町村に色がつく(まだ単色)。

※ ここで「場所」枠の右上に青色で「99%」「78%」とあったらここでストップ。クリックすると「マッピング精度」として「この住所は解決できません」と一覧がでる。これは読み込めない地名があるということ。この地名に(1)※を参考に追加事項を入れて100%になるまでやり直す。ようするに機械が判断できるまで教えてあげる必要があるのです(頭悪いなあと思うところ)。ここが山場です。ここで10分すぎてしまったらゴメン。

(7)レイヤーの「高さ」で「会員数」を選択。棒グラフが伸びる。

(8)レイヤーの「分類」で色が変わる。ここでは「会員数」にしてみる。

(9)レイヤーの「時間」で「設立日」を選択。マップの下に▶が出るので押してみよう。最初の設立から時間を追って設立される様子が動画が見れる。これは左上に表示される「ツアーエディタ」も同じ動画になる。

これで完成!

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ここでファイルを保存しておこう。元のエクセルといっしょに保存されます。次にエクセルを開くと以下のように表示されます。

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1つのエクセルに複数の地図(ツアー)をつくることができます。また保存できます。

追加:::

(10)「フィルター」で表示を選択できる。たとえば100人から500人の会員のいる地域だけ表示、「2015年から2020年設立だけ表示するとか。

(11)レイヤーのオプションで棒の色、大きさ、透明度、値の表示などできる。棒で右クリックすれば名称とかコメントを挿入できる。

(12)バーの「テーマ」でMAP全体の色や雰囲気を変える。「シーン」でカスタマイズできる。追加挿入(会員数など)したければ「2Dグラフ」挿入で。

(13)レイヤーの上でグラフの種類を変えることもできる。いろいろ遊べるよ

(14)左上の「キャプチャ」してパワポやWORDに貼り付ける。「ビデオの作成」で動画としてmp4で保存もできる(数分の時間がかかる)。

(15)noteに動画をアップするときは、youtubeかVimeoのリンクを貼ることが基本。ここではVimeoでやってみる。

(17)まず、Vimeoにアカウント登録(無料)。MP4ファイルをドラッグ&ドロップ。httpsリンクをコピー。これをnote+の左から3番目の「<>貼り付け」に貼り付ける。エンターを押すと完成。

(18)そのまま埋め込みたいときは、まずMP4からGifに変換 https://rakko.tools/tools/86/                     note+の左から2番目に「↑ファイル」を挿入する。サムネイルは出ない。

※ 今(2021/5)のところ3DMapはMAC版のエクセルには搭載されていない。
※ 地図やGISに興味を持ったあなたは「QGIS」という無料ソフトへ進もう!(楽しいよ)



















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