ぐずもち

業界専門紙記者、補助金支援コンサルタントを経て、40歳過ぎでライターに転身しました。少…

ぐずもち

業界専門紙記者、補助金支援コンサルタントを経て、40歳過ぎでライターに転身しました。少ない情報でも、相手の意図を把握して言語化することが得意です。ブログ「元・業界紙記者のメモ帳」(水曜・土曜更新)と合わせて自由なテーマで好きなときに書ける場所として、noteもスタートさせました。

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今さらですが、noteを始めました

ずっと気になっていたnoteをようやく始めました。 2020年12月にブログを立ち上げていたので、「今さら…」と思いながらも、自由なテーマで好きなときに書きたい欲求に負けてしまいました。 ブログでは、ライティング(書くこと)に関する悩みや学びを中心に書いていますが、noteは日記のようなスタンスで気軽に更新できたらいいなと思っています。 自己紹介 私は、業界専門紙記者、補助金支援コンサルタントを経て、40歳過ぎでライターに転身した「ぐずもち」と申します。 中学校の図

    • クールビズ期間中の違和感

      TPOに合わせて服装を選ぶ必要がある―。 社会人の教科書前半にそう書かれていることも、解釈の幅が広がって、ますます迷う事態になっている。 私の場合、クールビズ期間でもネクタイを装着し、ジャケットも持ち歩いてきた。少しでも印象を残すためだ。現在はこだわり続けてきたスタイルを脱ぎ捨て、ポロシャツに。靴もスニーカーに履き替えた。 まわりにスーツで業務している人がいないからだ。取引先もそう。「暑くないですか? あれだったら、ネクタイ外してくださいね」と気遣われる。 この雰囲気の

      • 忙しさの判断基準

        忙しさの判断基準がいくつかある。睡眠、食事、運動、身なりだ。最高のパフォーマンスを発揮するために必要な要素が、少しずついい加減になる。 睡眠不足で感情のコントロールがしにくくなり、暴飲暴食に走る。体力を消耗したくないので、身体を動かさない。タスクをこなすことで精いっぱいになり、服装にも気を使わなくなる。 いくつになっても、このサイクルをやってしまう。少しずつ緩み、常態化するところが恐ろしい。髪の毛や手足の爪が伸びた頃に、ようやく堕落していたことに気づくのだ。 誰も気にし

        • 40歳を過ぎて、よく考えること

          時間の経つスピードが早すぎる。 もう折り返し地点の7月ではないか。 ゴールデンウィークを楽しみにして、祝日がない6月にがっかりして、気付いたらわずかな夏休みが待ち遠しくなっている。 30代があっという間に過ぎたが、40代はもっと早く終わるのだろう。そう考えるたびに、「人生が着実にゴールに向かっている。今を大切にしないとな」と改めて思う。 将来のことばかり気にかけて、貯金したり、自己投資したり、我慢したりしているが、今しかできない機会まで捨てるのはもったいない。いつ人生が

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        今さらですが、noteを始めました

          時間と習慣の関係性

          気が付いたら、オフィスの椅子に座っている。土日が過ぎ去るスピードは音速並みだ。もうずっと会社にいるような感覚に襲われる。今に始まったことではなく、社会人になってからずっとだ。 濃密な時間を過ごしているわけでもない。意識がはっきりしている時間の消費量が多いからだろう。 決まった時間に起きて、決まった時間に同じ場所へ行き、決まった場所にご飯を食べる。この規則正しい生活が、身体と脳に刷り込まれているから、デジャブのような感覚に陥る。 習慣化は、本能的に疲れにくい身体や脳の動か

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          即レス病が治らない

          即レス病に長年悩まされている。メッセージが来たら、気になって仕方がない。プライベートでもすぐに回答できないときは、「〇〇のため、本日22時以降の返信になります。申し訳ありません」と返している。 まるで仕事だ。相手から一方的に送られてきたメッセージなのに、たいてい謝るところから会話が始まる。我ながら訳が分からない。 この癖は、学生の頃から治らない。「相手も待っているから、すぐに返さないと悪いな」と思ってしまう。相手も即レス病だった場合、何回もラリーが続く。 そして「お互い

          即レス病が治らない

          寝不足の習慣から抜け出したい

          寝不足のときは、気持ちが揺さぶられやすい。修練が足りず、いつまで経っても癖が直らない。表面的には平静を装っているつもりでも、ちょっとしたことでネガティブな方向に振れるのだ。 中年になって、このような傾向をようやく認めることができた。はっきりと自覚しないことには、具体的な対策も実行できない。 「自分の機嫌は自分で取る」 これができないことには、メンタルの上限値が高くても倒れてしまう。 気持ちの根本さえ折れなければ、早く立ち直れる。 毎日が睡魔との戦い夜型になってから、6

          寝不足の習慣から抜け出したい

          「組織に所属する」という選択は重い

          何気なくした選択によって、時間の浪費につながることがある。 組織に所属するなら、少し立ち止まった方がいい。目標に向かって皆で進むからには、計画と方向性に沿う必要があるからだ。 人間関係の相性、意見の相違は、組織活動について回るものながら、余暇を楽しんだり、自己成長につながったりするから始めたはずなのに、仕事以上に心労がかさむ。 「心労」と捉えていること自体、まわりに流されている証拠だ。20年以上続けるため、簡単には辞められない。若い人たちに偉そうなことを語っておきながら、

          「組織に所属する」という選択は重い

          モーニングルーティンが崩れるまで

          「早起きするには、まず早寝から」 朝活を提唱する書籍するには、そう指南していることが多い。納得感しかない。睡眠時間が不足すれば、身体が一日中ついていかないからだ。 「言うは易く行うは難し」である。以前は22時就寝、5時起床を1年以上続けていた私も、コロナ禍によるリモートワークが続いたことで、すっかり夜型になってしまった。 転職後、毎日出社に切り替わったことで、24時に就寝し、遅くとも6時30分には起きている。以前できていたからといって、朝活のリズムには中々戻せない。

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          思い上がりおじさんについて

          おじさんの思い上がりほど見苦しいものはない。社交辞令の褒め言葉を真に受けて、少しずつ裸の王様になっていく。人生のなかで、そういった方々と数多く会ってきた。 「やっぱり俺がやらないとな~」と本人が口にする組織ほど、いなくても大過なく過ごせている。悲しいことに、これが現実である。 特定の人がいなければ動かない組織は、正常ではないだろう。不在で困るのは最初だけで、意外となんとなくなるもの。どうしても対応できない部分は、方向転換するなり、切り離すなりすれば一応解決する。 少しず

          思い上がりおじさんについて

          ノートに書き留めるっていいよね

          考えるとき、できるだけノートに書き留めるようにしている。基本的には「単語」だ。書く場所も自由。左上からのときもあれば、中央に大きくドーンと書くこともある。 丁寧に書こうとすれば、格好をつけてしまう。誰でも読める文章にするのは、余計なものを削ぎ落す作業が必要になるため、時間と労力が必要になる。 あくまで思考の整理が目的だ。そうなれば、無駄で余計な言葉は、「素直な気持ち」という意味のあるものに変わる。 単語同士を結びつけて、その枝葉が広がれば、共通点と関連性が少しずつ見えて

          ノートに書き留めるっていいよね

          「数字」による満足感

          判断基準は、数値で示せるぐらいシンプルな方が分かりやすい。キン肉マンの超人強度、ドラゴンボールの戦闘力のようなものだ。 フォロワー、いいね、業績、従業員数、株価、収入、年間休日など、世の中には、簡単に比較できるものが多くある。切り口によって、いくらでもマウントが取れる。 現代に限ったことではないだろう。狩りでどれだけ獲れたか、戦での働きによってどれだけ石高が増えたか、いつの時代も「数字」によって、人は満足感を得ているのではないだろうか。 「良い結果=実力」とは限らない期

          「数字」による満足感

          「読書って意味あるの?」と思うときが時々ある

          「覚えていないし、すぐに実践しないけど、意味あるのか?」 仕事関係の書籍を読みながら、こう思うときがある。 物事の理解という刺激は、確かにある。それも一時的なもので、何かむなしい。どうしても時間と費用の対価を求めてしまう。 ページにかかわらず、頭に残らないのは歳のせいではないと思う。 おそらく10年前、20年前からそうだ。自宅の本棚を眺めて、背表紙のタイトルを見ても、どういった内容だったか思い出せないのは、以前からあったことだ。 集中力が落ちているわけではない。学ぶ意識

          「読書って意味あるの?」と思うときが時々ある

          エレベータで聞こえる「…っす」

          エレベーターで開ボタンを押してくれる人に、はっきりとお礼を言うようにしている。 職場で当たり前のように言っている「ありがとうございます」も、知らない人に対して言うのは、少し照れくさい。それでも言った方が、お互いにとって気持ちがいいはずだ。 強制するものではないし、押している方もおそらく期待していないだろう。 私が言うようにしているのは、「我先に出るのが格好悪く見えるから」という気持ちも多少ある。 普段の振る舞いは、いざというときにも出てくる。お礼を言うのもそうだ。言わな

          エレベータで聞こえる「…っす」

          通勤中の傘が気になる

          まもなく梅雨がやってくる。 近所に小学生が多く、ちょっとした声でも敏感に反応してしまう私にとって、恵みの雨だ。 平日に雨が降ると、話は変わる。 通勤中の傘が気になって仕方がない。とくに電車内だ。 スマートフォンに夢中で、傘の先端に気がまわらない人が多い。 隣の人に当たったり、雫がポタポタと他人の靴を濡らしたりしている。 自分なら払いのけるところだが、他人の場合、注意するわけにもいかない。 それが実にストレスなのだ。 どこに傘を引っかける?つり革とスマートフォンで両手が

          通勤中の傘が気になる

          Webライティングの作法が分からない

          読みやすさの判断基準が分からない。 1段落あたりの行数の話だ。 業界専門紙で書いていたときは、1段落あたり多くても12行程度に収めていた。「文字の壁」が立ちはだかる記事は、いくら中身の濃いものであっても、読む前から気合が求められそうだからだ。 転職をきっかけに、紙からWebに書く対象を移しつつあるので、改めて「ライティングとは何ぞや」と学び直している。 どうやらWebの世界では、多くても1段落あたり4行あたりに留め、話の内容によって、1行で段落を変えたり、段落と段落の間を

          Webライティングの作法が分からない