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モーニングルーティンが崩れるまで

「早起きするには、まず早寝から」

朝活を提唱する書籍するには、そう指南していることが多い。納得感しかない。睡眠時間が不足すれば、身体が一日中ついていかないからだ。

「言うは易く行うは難し」である。以前は22時就寝、5時起床を1年以上続けていた私も、コロナ禍によるリモートワークが続いたことで、すっかり夜型になってしまった。

転職後、毎日出社に切り替わったことで、24時に就寝し、遅くとも6時30分には起きている。以前できていたからといって、朝活のリズムには中々戻せない。

5時起床が当たり前だった

朝活していたときのスケジュールはこうだ。

 22:00 就寝
 5:00   起床
 5:40   出発
 5:45   電車内でゆったり座りながら読書
 6:40   会社近くのジムで筋トレ
 7:30   誰もいないオフィスで仕事

我ながら充実していたと思う。早起きすれば、通勤ラッシュに巻き込まれることもなく、確実に座れる。ジムも比較的空いているから使いやすい。

早起きするようになったのは、YouTubeで「あきおブログ」さんや「もりおるーてぃん」さんの動画がきっかけだった。成長のためには、誰にも邪魔されず、自分でコントロールができる朝を活用することが近道だと思った。

朝活にあたって、就寝時間を2週間かけて15分ずつ早くした。仕事の段取りは、定時退社を前提にスケジューリング。記事の締切から逆算して取り組んだ。

リモートでルーティング崩れる

こういったことができたのも、「出社」という強制力が働いたからだろう。
リモートワークに切り替わったことで、ルーティングが崩れた。

リモートワーク時代のスケジュールはこうだ。

 24:00 就寝
 7:20   起床
 7:50   自宅で筋トレ
 8:20   散歩
 8:50   仕事の準備
 9:00   オンライン朝礼

ギリギリまで寝ていないので、「理性を保っていた」と言えるかもしれないが、実にゆったりしたものである。

身体を動かすために時間を割いていたため、読書の時間は取れていない。だからといって、夜に自己投資できたわけでもない。

成長という点から考えれば、活動量は減少している。

そして現在…

そして現在のスケジュールはこうだ。

 24:00 就寝
 6:30   起床
 7:00   自宅で筋トレ
 8:00   出発
 8:10   運が良く、電車で座れれば読書
 9:20      出社

朝活とも言えなくもないような、そうでもないような…。
微妙な流れだ。

転職先の通勤経路に、ジムがないため、自宅でトレーニングしている分、在宅時間が長くなっている。それでも充実感はあるものの、まわりの刺激がなく、少しもの足りない。

就寝時間を少しずつ早めれば、早起きできることは分かっている。ただ、気持ちと身体が動かない。きっかけを探し続けたまま、無駄に時間が過ぎそうである。