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通勤中の傘が気になる

まもなく梅雨がやってくる。
近所に小学生が多く、ちょっとした声でも敏感に反応してしまう私にとって、恵みの雨だ。

平日に雨が降ると、話は変わる。
通勤中の傘が気になって仕方がない。とくに電車内だ。
スマートフォンに夢中で、傘の先端に気がまわらない人が多い。

隣の人に当たったり、雫がポタポタと他人の靴を濡らしたりしている。
自分なら払いのけるところだが、他人の場合、注意するわけにもいかない。

それが実にストレスなのだ。

どこに傘を引っかける?

つり革とスマートフォンで両手がふさがるため、傘を引っかける場所を探さなければならない。

手首、肘、バック、出入口や連結部の扉付近にある取っ手、なかにはベルトのバックルに引っかけている強者もいる。
仕事前に気がこれ以上重たくならないようにするためには、通勤中の身体的負担を軽くし、好きなことで気を紛らわせるしかない。

となると、傘の扱いがいい加減になるのは仕方のないことだ。

なぜ横向きに持つ?

駅構内でも、ストレスの種を尽きない。
傘を横向きに持っている人の存在だ。

注意を促すアナウンスが一時期流れていた影響で減ったような気がするが、絶滅したわけではない。そういった人は、エスカレーターや階段を上がっているのに気付く様子もない。

車内で傘を引っかける理由は、まだ分かる。
でも、傘を横向きにするのは、まったく理解ができない。

ドラクエの勇者みたいに、剣に見立てて、戦っている気分になれるぐらいか…。
きちんと持つと、傘の先端が階段に引っかかって歩きにくいのか。

横向き派の人に、ぜひ理由を聞いてみたいものである。
データ分析すれば、話題になるかもしれない。

殺気立っている電車内での対処法

ただでさえ、通勤電車は殺気立っている。
行きは気が重たく、帰りは身体が重い。

傘ぐらいでイラっとして、身体が過度に反応したり、言葉に出したりすればトラブルになるだろう。
だから、誰も注意しない。私もそうだ。

でも気になる。
傘が視界に入っただけ、すぐに「うーん」と思ってしまう。

梅雨入りする前に、私の心はジメジメしている。