即レス病が治らない
即レス病に長年悩まされている。メッセージが来たら、気になって仕方がない。プライベートでもすぐに回答できないときは、「〇〇のため、本日22時以降の返信になります。申し訳ありません」と返している。
まるで仕事だ。相手から一方的に送られてきたメッセージなのに、たいてい謝るところから会話が始まる。我ながら訳が分からない。
この癖は、学生の頃から治らない。「相手も待っているから、すぐに返さないと悪いな」と思ってしまう。相手も即レス病だった場合、何回もラリーが続く。
そして「お互いに時間をつくって、電話か会った方が話が早いだろ…」と、いつも後悔する。
遠慮なしに時間を奪ってくる
都合の良いときに、コミュニケーションを図れるのがテキストの良いところだが、遠慮なしに相手の時間を奪っているともいえる。
こちらのメッセージを読み、返信の内容を考えて書く。中々の労力だ。
話題によって、待つ時間がもどかしいときもある。マイナスなイメージが膨らむ。「余計なことを書いてしまったかな」「不快になっていないかな」と考えてしまうのだ。
文章で想いのすべては伝わらない。こちらの文章表現、相手の読解力、お互いの関係によって、受け取り方も変わってくる。
シンプルであってほしい
とくに人間関係が重要だ。こじれている状態で連携しても、どうにも上手くいかない。
言葉の裏、さらに裏の裏、裏の裏の裏まで読み込む場合がある。その読解力と想像力が関係悪化の原因になる。
時間も余計なスパイスになる。返事が早ければ、受け取る側の印象も良いはず。反対に遅ければ、悪くなる確率が上がる。
それが何となくわかっているから、即レスがやめられない。もっとテキストコミュニケーションはシンプルであってほしい。本来円滑になるはずの手段がストレスの原因になっている。どうにか治したいものだ。