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「生きる意味」を考えてみた


ある程度歳を取り、後ろを振り返ることが増えたと思う。

色んな出会いがあり、別れもあった。


若い時には、失ったものが大きく、死にたいなんて考えた事もあった。



なぜこんなに辛い思いをしてまで生きなくてはいけないのか。



当時大切な人を亡くした。

そこからというもの、仕事には行かなくなり、携帯は放置、ろくに食事もとらず廃人と化していた。


葬式には出られなかった。

守ってあげられなかった。
自分が代わりに死んだ方が良かった。

そんなことをグルグル考えていたら、外にも出られなくなってしまったんだ。


今思うと、最期に会う機会だったのにな。



現実ってのは厳しくて、それでも「時間」が回ってしまう。

仕事は辞め、貯金も無くなり、実家に帰ることになった。


全てが心底どうでもよくなっていた、自暴自棄ってやつかな。
むしろ「無」に近い。
なんせ人と話せなくなっていたから。



そんな時、心を癒してくれたのは「妹」だった。
「〇〇兄、大丈夫?」

幼いながらに心配してくれていた。



そうだ、俺はまだ死ねない。
そう思えた。


心を閉ざし、周りの関係も切り、積み上げたものも捨てた。
そんな自分には、「何よりも大切なもの」があったんだ。


あの時の感覚は言葉にならない。
でも本当に心が潤っていくような感覚が分かった。



そこからは家族や友人、何度も連絡をくれていた人たちの助けがあり、なんとかもう一度立つことが出来た。



社会復帰の一歩目として、地元のプールの管理人のバイトをした。
そこでも大切な出会いがあった。
とても不思議で、笑える出会い。


以前お世話になっていた師匠からまた仕事を任せてもらえるようになり、今は大分前に進めていると思う。



当時は本当に辛かった。
言葉で言い表せないくらいに。



その人の代わりなんてのはもちろん居ない。

でも、生きる意味というのは1つじゃないと思った。



自分の大切なもののため生きる。
寿命を全うしあの世でその子と会えたら、笑い話が出来るようにしっかり生きていこうと思っています。





最期まで見て頂きありがとうございます!

私は意外と自分の事を話すのが苦手で、冗談をかまし笑いでごまかすような人間です。

でもなぜか、話してみたくなった。そんな夜です。笑


皆さんは今、前を向けていますか?

生きる意味を考えてしまうような「辛い出来事」は、すべてを変えてしまうと思うんです。
それが良くも悪くも。


一度コケたら立ち上がるのに時間が掛かりますからね、人生ってのは。


焦らなくていい。
周りからしたら些細なものでも、挑戦してみるべきです。

もし達成できなかったとしても、「失敗」に目を向けるのではなく「得たもの」に目を向けましょう。

大丈夫。ちゃんと進めているよ。


あなたが大切に思う人がいるように、あなたを大切に思う人がいることをどうか忘れないでください。


あなたはあなたのための人生を。
そして大切なもののために進む人生を。


皆さんの幸せを願っております。



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