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組織や人事や個人のキャリアを考えるためにオススメな本をご紹介

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悩んで手に取ったり、献本いただいたり、色々な機会で手にした本に助けられることは多いです。特に考え方や進め方が無限にある人事領域においては、他者の意見は大切かなーと、最近はそう思え…
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#リーダー

『なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか』は、女性管理職数のKPI設定よりも大切で本質的なことを教えてくれる。

『なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか』は、女性管理職数のKPI設定よりも大切で本質的なことを教えてくれる。

昨今では、「多様な人材の登用」が組織づくりのテーマとして重要視されてきていますが、「そもそもなんのために、どんな風に多様な人材が活躍する環境を整備していくか」という本質的な議論がなかなか進んでいないというのが、人事界隈での率直な感想だと感じています。

これは、「周囲の理解を深めよー!」的な単純なインクルージョンの話ではなく、「経営課題を解決するための多様性」を獲得するためのプランニングと組織デザ

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たくさんの優秀社員を組織に抱えているのにイノベーティブにならない組織は、『「越境企業」のはじめ方』から始めてみよう。越境を目的化してもいいと思えました。

たくさんの優秀社員を組織に抱えているのにイノベーティブにならない組織は、『「越境企業」のはじめ方』から始めてみよう。越境を目的化してもいいと思えました。

人事や組織の本質的な部分だけが精撰されている、CELMさんの機関誌である『CELM BELIEF』を愛読している関係で、意見交換などをさせていただいていた瀬戸口さんの近著です。
ニトリの有望な若手を越境学習『TEX』に参加させていただいたり、色々と企業が一皮剥けるための相談をさせていただいていました。

ここまで大胆にノウハウを出してしまうのかーというのが、拝読させていただいた感想です。
特に第4

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