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認知行動療法講座【3回目】 #177

適応障害(うつ病)で休職中のシステムエンジニアです。
一昨日の体調バロメーターは、【高評価:9】でした。(10段階評価)

(自己紹介は⇒こちら!!

認知行動療法講座【3回目】

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一昨日のリワークプログラムは、3回目の認知行動療法講座でした!
(前回の2回目の認知行動療法講座の様子は、以下をご覧ください)

前回の講座では、例題を用いて「気分⇔行動⇔身体⇔思考」を整理しました。

今回は、「気分」「行動」の基になった「自動思考」について深掘りをしました!

自動思考とは…
何かの出来事があったときに瞬間的に浮かぶ考えやイメージのことです。自動思考の多くは経験や環境の中で知らず知らずに身につけています。自動思考が極端なものになっていると物事の捉え方が偏り不都合な気分の増強やメンタル症状に繋がります。
(かわたペインクリニックHPより抜粋)

自動思考のクセには、第1回の認知行動療法講座で紹介された「白黒思考」「べき思考」「深読み思考」「自己関連付け思考」「先読み思考」などがあり、メンタル症状へ繋がっていきます。

その自動思考のクセを、「根拠」「反証」の項目で分析することで、柔軟で現実的な考えである「適応的思考」を導き、気分を軽くします。

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今回例題を用いて、自動思考の「根拠」「反証」を分析したのですが、全然出てこない…。

つまり、私の中で思い浮かぶ自動思考は、根拠がない妄想であると察しました(笑)

「反証」に関しても思い浮かばず、現実的なポジティブシンキングもできていないんだと実感しました…。

「根拠」も「反証」も出て来ないので、もちろん「適応的思考」は出て来ませんでした…うまく認知行動療法のスキルを使えれば以下の通りになります。

例題:明日、会社に休職の診断書を持っていくことを考えた
 ・気分:憂うつ
 ・自動思考:会社に行って同僚に会ったら嫌だな
 ・根拠:同僚は働いているのに、自分は働いていない
 ・反証:主治医が休職と判断して、自分は休んでいる
 ・適応的思考:同僚は働いているけど、自分は主治医の判断で休んでいる
        からしょうがない。

今回も自身の過去経験から自動思考の「根拠」「反証」「適応的思考」を整理する宿題が出されていますが、認知行動療法は何遍も反復学習をしなければ身に付かないですね。

皆さんの中でも、認知行動療法を学んでいる方がいましたら、効果について教えて頂けたら嬉しいです!

最後に

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先日誕生日を迎えて、メッセージをいただいた知人に「適応障害(うつ病)」を罹患していることをお伝えしました。

反応に困るかたは何人かいましたが、自分の気持ち的には少しだけスッキリしました!

最後に、一読していただき、心から感謝いたします。

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