紙とペンに生かされている。
朝と夜に行う「ジャーナリング」が大好きだ。
ジャーナリングに必要なのは、A4のコピー用紙とボールペンのみ。
やり方も簡単。
朝と夜、ひたすらペンを走らせる。頭に思い浮かんだことをそのまま書いていく。書くことがない時は「書くことがない」と書く。A4コピー用紙をひたすらに真っ黒くしていく。
これだけ。
たったこれだけで、僕の心はかなり救われているし、今日まで無事に生きれていると言っても過言ではない。
朝起きて、多少の気だるさがあっても書いていくうちに頭の中に余白ができてくる。書きながら頭の中の「余分な情報」という汚水を排出しているイメージ。そして排水後は「仕事をするぞ」という思考が入る余地ができるのだ。
夜、仕事から疲れて帰ると「今日も色々あったなぁ」と頭の中で何かが渦をまいてる感覚にさいなまれる時がある。逆に「今日は楽しかったな」と充実した気持ちに包まれることも。
そんな時もジャーナリング。ひたすら書く。
いい事も悪いことも、思いついたままのむき出しの言葉で書き記していく。
言葉が荒れてもいい。優しくなくてもいい。
等身大の言葉で書く。
A4の紙にゆっくりと書き映されていくのは自分だ。その時の感情、表情、言葉すべてが反映されている。そこまで書けるとそれはもう、紙であり鏡でもある。
真っ黒な時もある。行間が空き空きで白が目立つ時もある。それもおもしろい、心そのものだ。
1年と少しばかり続けていると、書かないと落ち着かなくなる自分もみえてくる。「早く書きたい、書きたい」と心から思うのだ。
本を読み、半信半疑ではじめた書く習慣「ジャーナリング」
今では欠かすことのできない大好きな習慣であり、生きるための回復薬にもなってくれている。
紙とペンに生かされている。
いつかこの恩を返したいな。
書くことで。
文章で。
言葉で。
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