気ままに連句 裏6 黒鉛
気ままに連句
独吟歌仙 (2022.6.16〜 )
1 文鳥の背にまろぶ梅雨の光かな
2 客人を待つ透明ゼリー
3 食堂車スパイは背中合わせにて
4 セリフ飛び交うアイソメ世界
5 森の淵月へと向かう船を待ち
6 ひとあしずつに露の溢れる
ウ1 椋鳥の往きつ戻りつ遊歩道
ウ2 胸ポケットに名札隠して
ウ3 レジに来る今日もクリームパンの彼
ウ4 真昼の星の唄うメロディー
ウ5 五線譜の奥行き遥か彼方のラ
ウ6 塗り潰す手に香る黒鉛
えんぴつのかおり✏️