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膝の曲がりについて




本日は、『膝が曲げにくいのは、膝だけが原因じゃない?』ということで話していきたいと思います。


皆さんの中にも以下のような症状がある方はいらっしゃいませんか?


膝を曲げていくと、痛みがある

しゃがみ動作の時に、裏がつまる感じがある

しゃがみ動作の時に、膝の前が突っ張るような感じがする

曲げていくと、お皿の上の方に違和感があるetc…




このような症状はあるでしょうか?



今日は、いろいろな原因を話していきます!




  1. 記事の目次

    • 膝の裏が詰まる場合

    • 膝の前が突っ張る場合

    • 膝のお皿の上に違和感がある場合

    • まとめ




膝の裏が詰まる場合



よく、膝を深く曲げていくと、膝の後ろが詰まるという方がいると思います。





そこで、重要になってくるのが、”膝窩筋(しつかきん)”という筋肉です。




膝窩筋は、膝の後ろにある筋肉で、


働きとしては、

  • 膝の外側半月板の引っ掛かりを防止する

  • 膝裏の安定性を向上させる

  • 膝がスムーズに動くようにサポート

などなど、大切な働きをしています。





しかし、この筋肉は、普段ほぐすことがないため、ガチガチに固まっていることが多いです。





この「膝窩筋」を固まったまま放置してしまうことで、膝の正常な曲げ伸ばしに影響が出てきます。




特に、座りが長い仕事の方などは、膝を動かす機会も少ないため、固まりやすいです。





対処法としては、テニスボールや、野球ボールなどを、膝の後ろに入れてゴロゴロするだけでも、少しほぐれるので、試してみましょう!




膝の前が突っ張る場合



膝を曲げていく際に、前の方が突っ張る理由はいくつかあるとは思いますが、多いのは、大腿四頭筋(太ももの前)の硬さです。





特に、年齢が上がるにつれて、筋肉自体の柔軟性も落ちてきて、動くことが少なくなると尚更硬くなってしまいます。




大腿四頭筋が硬くなることで、どうしても、膝を曲げていく段階で硬さによって膝の前に突っ張り感が出てしまいます。




こういった場合、しっかりと大腿四頭筋のストレッチをすることが大事です。





また、大腿四頭筋が硬くなることで、曲がりにくくなるだけではなく、オスグッドになりやすかったり、膝の痛みにつながりやすかったりと、痛みにつながる可能性もあるのでしっかりとした対処が必要です。





膝のお皿の上に違和感がある場合


これは、大腿四頭筋の硬さとも関係があるのですが、




大腿四頭筋が硬くなることで、膝のお皿の動きが悪くなってしまい、お皿の上に違和感が出ることがあります。




膝蓋骨(膝のお皿)の役割としては、




『太ももの前の筋力を発揮しやすくする』ことです。





ということは、膝蓋骨の動きが悪くなることで、太ももの筋力をしっかり発揮できなくなり、硬くなることへ繋がることにもなります。




膝のお皿一つでも、動きにくくなることで、膝の曲げ伸ばしに関わるだけではなく、他の筋肉への影響もあるので、しっかりとした対処をしましょう。





対処法として、椅子に座った状態で、膝をお皿を足首の方にグッと押さえながら、膝を軽く曲げ伸ばしするだけでも、少し動きが出るので、やってみてください。






まとめ


いかがでしたから?


膝の動き一つとっても、いろんな筋肉や、骨の動きも関係してきます。





膝が曲がりにくいから、ただ揉んだり、ただ曲げる訓練をするのではなく、どこが原因となって、その曲げにくさが出ているのかを見つけることも大事です。






今もし、いろんなところに行っても良くならないといった方がいらっしゃいましたら、お気軽に連絡下さい。

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