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おかまノート -増補版

『おかまノート -増補版』は2013年の文フリで出品した本です。LGBTをテーマに、GID当事者(性同一性障害者)のリアルな体験、論評が収録されています。全92ページ(50000文字オーバー)です。


最近ではLGBTという言葉が一般に浸透し、ずいぶん市民権を得ていますが、当時はまだLGBTという言葉はほとんど流通していませんでした。そのような時代の中で、マイノリティが楽しく生きるということをテーマに様々な視点からLGBTについて書かれています。

今でも十分に通用する内容です。ぜひご覧ください。

↓ 当時のご購入頂いた方のレビューです。


以下、目次です。

〇緒言

 素直に「はじめに」って書きゃいいのに、カッコつけて「緒言」とか言っちゃいました。どうも、ライトです。今回、僕達「おかま研究会(仮)」はこうして、急ピッチで仕上げた『おかまノート―対話篇』の続編(?)を出すことになりました。やったぜ。
 今回は、『対話篇』の再録に加えて、新しくポチのすけさんに書いてもらったこと、僕が書いたこと、あと二人で話したことをちょっとだけ付け加えた『増補版』になります。前回は手作りのコピー本で、部数もあまり出さなかったので、きちんとした同人誌というのは今回が初めてという感じがします。相変わらず拙い出来ですが、お手をとっていただいて感謝です。楽しんでいただけると幸いです。
 『対話篇』で僕は「差別を否定するのではなく、差別と共に生きることを考える」と書きました。そこに、さらに「自分と異なる存在と生きることを考える」と付け加えてもいいんじゃないか、と思っています。漠然とした表現になりますが「私はなぜあなたと同じではないのか」を考えたい。この「同じではない」を無くしてしまうと、僕は倫理や道徳の問題が生まれないと思うのです。僕の関心はずっとそこにあって、ポチのすけさんの存在は難しい本を読んだり偉い先生の話を聞いたりするのと同じか、それ以上にこの問題を考えさせてくれます。そういう意味で、
この本は差別やマイノリティの問題に直接的な関心はありません。それは、非常に勝手で失礼なことかもしれない。しかし、それが許されないのであれば、あらゆる問題がそこに関わる人の問題でしか無いことになります。僕はむしろ、直接的な関心のない人間が、それを通じて「生き方」を考えることが出来る、その可能性を肯定的に捉えたいのです。
 以上のことは単なるわがままかもしれません。僕自身、当事者的な関心を持ち合わせない事象について語ることには、未だに迷いがあります。その辺りの微妙に繊細で切ない感情に「同人誌」という形で折り合いをつけたわけです。もちろん、同人誌だからといって何を言っても許されると思っているわけではありませんけどね。多少、おふざけがすぎるかもしれませんが…。
 ちょっと堅苦しい話をしてしまいましたね。「同人誌」という形で本を出しているので、基本的には読んで楽しんでいただければそれで良いと思っています。先ほど説明した趣旨にピンとこない方は「なんか面白そう」くらいの心構えで読んでください。
 最後にもう一度、お礼の言葉を。僕達の同人誌を手にとってくださって、本当にありがとうございます。お楽しみください。


〇『おかまノートー対話篇』

マイノリティ(GID者)とマジョリティの対話です。

・私は差別者である
・おかまについて少し本気だして考えてみる
・差別意識はなくならない
・男にならなければならない病
・性別なんていらないんじゃないか
・女のち男、ときどきおかま
・おかまがどうしてもウラヤマシイ
・おかまは特権的存在である
・僕の中にもおかまがいる
・自分嫌い?自分好き?
・差別を否定するのではなく
・マジョリティよりマイノリティのほうがコワイ
・可能性としての「おかま」
・おかまの今後について少し本気だして考えてみる

〇GID者は本当に「生きづらい」のか -「FtM 結婚」というキーワードから考える


〇「欲望問題」と「倫理問題」の狭間で -わたしはどうしてあなたではないのか?


〇平成25年12月10日の最高裁判決について



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