好きなものに同意を求めてくる奴が苦手です、という話。
自分の「好き」を伝える時、押しつけがましくなっていないかいつも心配になる。特に、直接人と会って話している時に。
友人のAはとあるアニメが好きで、もう5年以上追いかけている。特に作品中のあるキャラクターがとにかく好きで、その情熱には私も一生敵わないと思っている。新作が発表されれば何度でも繰り返し見ては感動号泣し、欲しいグッズは正攻法で必死に手に入れる。そうしていると、SNSで共通の友人も増えていったみたいで、Aはほぼ毎日誰かしらとの予定を入れてオタ活を楽しんでいた。
そんな