「おもしろそう!」が、あなたを変える。世界を変える。
「図解 脳に悪い7つの習慣」を読んだ際のメモが家から発掘されたので、こちらのnoteにも書いておこうと思う。
人が無意識に行っている7つの「脳に悪い習慣」をやめることで、常に前を向いて行動ができるような脳になれる、といったような内容。
タイトルにもある7つの習慣については是非本書で確認してほしい。
私が伝えたいのはその中でも、言葉の力である。
脳はマイナスの感情で悪くなり、プラスの感情でよくなる。
ここでいうプラスの感情とは、「何かを好きになる力」を指している。
何かに興味を持ち、好きになっていく。感動するというのも好きだからこその感情だろう。この感情を常に持つことができれば、理解力や思考力、記憶力までも高めることができるのだ。
好きだからこそずっと頭の中に残っている思い出は、誰かしらあるだろう。
私なんかは、以前映画館で行われる応援上映に魅了されて、初見のうちに応援のタイミングと台詞の全部を無意識に丸暗記していた事がある。2回目の上映に参加した際は玄人さながらの応援をやってのけた。
「好き」って、それだけのパワーがある。
まあでも、「そんなこと特にないし……」という方もいらっしゃるのではないだろうか。言っておく。無関心は決しておかしいことではない。
なぜならそれこそが、「脳の悪い習慣」の結果に過ぎないからである。
性格だからとか、そんなことで片づけてしまうのは勿体ないのだ。
では、その悪習慣を断ち切って、脳を活性させるにはどうすればいいのか。
それが冒頭で言った、「言葉の力」である。
言葉の力、それは小さな呟きから。
スピリチュアルのような話になってしまうが、引き寄せの法則というものを知っているだろうか。
これは現実問題を一度頭の隅に追いやって、何年後の自分を具体的に想像することで、実際にそんな未来を引き寄せてしまうことができるというものである。胡散臭いと思っただろうか。これが結構侮れない。
このような「引き寄せの法則」を行う際には、重要なルールがある。
それは、言葉にしてノートに書く、ということだ。
そうやって、頭の中にモヤモヤと浮かんでいた「やってみたいこと」を視覚的に見ることで、自分の夢が明確にわかる。
と同時に頭の中で「やってみたいこと」に対するアンテナが立つので、有益な情報を見つけやすくなる。
そうして得た新たな情報をもとに、より具体的な夢を考える。そうしていくうちに、いつの間にか夢が実現してしまう、というわけである。
これも言葉の力によるいい方法だとは思うが、必ずこれをやれとは言わない。もう少し簡単に言葉の力を使うことができる。髪もペンもいらない。
「言う」だけである。
「疲れた」「もう無理」と呟く人はよく見かけるが、「楽しい」「まだまだできる」と呟く人は割と少ない。
実は脳はハッタリをかますことができる。ハッタリに関しては有名な方のビジネス書なんかも出ている。やることは、「言うこと」だけ。
要は意識的に「それおもしろそう」と声に出してほしいのだ。
たったそれだけでも、脳を変えることができる。
逆に今まで「興味ない」「つまんない」と言ったことはないだろうか。
それが本書が示す悪習慣の一つなのである。
「興味ない」と口にすれば脳が「じゃあ動かなくていいな」と判断する。だって知識欲が全く働かないのだから。脳は動かない。
これを繰り返していると、やがて脳の神経を伝達する経路がどんどん衰えていく。そうすると、気付いた時にはいくら動かそうとしても脳が動かない状態になっている。
そうやって悩みの種になる「無関心」が出来上がってしまうのだ。
だからまずは、目に留まったものに対して「おもしろそう」と言って欲しい。本当に興味を持ったかなんてどうでもいい。というか、着目したという時点でそれはれっきとした興味の対象だ。
まずはそうやって、動かなくなった頭を覚ましていく。
そして、「おもしろい」言ったものは必深掘りをする。小さなことでも言い。それの検索ワードに打ち込んで出てきたサイトを眺めるだけでもいい。とにかく、興味のその先の情報に触れてみる。
面白いと思ったのなら「おもしろい」と声に出せばいい。凄いと思ったのなら「すごい」と声に出せばいい。
たった、それだけである。簡単だが試してほしい。言葉には力がある。
ひとつの興味から、あなたの世界は広がる。
そうして「おもしろそう」と言って、なにかしら情報を掴んで学ぶことを繰り返して言った時、あなたのものの見え方は必ず変わる。
それだけ、知識を得たということである。
はじめは面倒臭く感じるかもしれないか、特に「変わりたい」という願望がある人は根気強く続けて欲しい。なぜって、本当に変わることができるから。
もしできるのなら、そうやって学んだことをアナログのノートやこのようなPCのメモにでも書き残しておくとよい。そうすれば、自分が身に着けたことの積み重ねを見返すことができるから。
恥ずかしければ一人だけの空間に行ってからでもいい。やってみよう。
まずは、息を吸って。
「それ、凄くおもしろそう!」
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