読むことが好きなくせに、苦手だったりもする。
知り合いが「6時間で13冊読んだ」と言っていたのでぎょっとしてしまった。
なんでそんなに読むのが早いんだ。私は多分その6時間で、2冊くらいが精いっぱいだと思う。
書くことは好きだし、読むことも好き…といいたいが、読むことに抵抗を感じることがある。割と頻繁に。
面白い本、というかわかりやすい本を読み始めると止まらないのだが、少しでも難しい要素が入ってくると途端に知恵熱で片頭痛をおこす。まあつまり、馬鹿だから読めない。
それでも読むことが好きなのは、学生時代にはやった携帯小説とか(野いちごが凄く懐かしい)、誰かが個人的に書いた二次創作の小説だとか(フォレストページにお世話になりました)、誰かのポエム集だとか。そういった類を夢中で読み続けていた時期があったからだと思う。
その時ライトノベルにはまらなかったのは、単純に頭が馬鹿で、ファンタジーの設定だとかSFの設定に頭が追い付かなくなったからだ。
今でもファンタジーとSFから一歩引いているところがある。漫画なら読めるのだが、小説になった途端に駄目。読んでいる途中に頭から妙な血液の流れを感じてしまう。
とはいえ、読めるようになれたらとは思う。
読書のスピードは読んでいくうちに早くなっていくものだと聞いた。速読法だとか世間には様々な読書法が提唱されているが、なんにせよ活字に慣れることが最優先である。
私もとにかく本を読み進めていれば、いつかは一日に何冊も何冊も読めるようになるのだろうか。
そうなってくれると信じたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?