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「湯治」した宿

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「温泉宿に連泊し、外に出ても近隣への買い出し(または近場の温泉入湯)程度のみでそれ以外は外に出ず、温泉に1日数回入って過ごしたことのある宿」についての記事です。
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#湯治

川渡温泉など2023春その2(高東旅館内2)

トップ画像は草刈り後の健康談話室そばの地面でして、その1のトップ画像のちょっと下に位置しています。 今回は館内編その2です。その1は下記をご覧ください。 前回は約半年前の2022年11月に伺いましたが、そのときから2つ、高東旅館内の設備で新しくなったところが2つあります。 その1は別館客室内の蛍光灯です。天井からぶら下がるタイプだったのが、天井に直接取り付けるタイプに変わりました。部屋は違いますが、昨年時と今回時を張り付けておきます。 天井直付けタイプのよいところは、掃除

川渡温泉など2023春その1(高東旅館内1)

23年と書くと、平成23年に発生した東日本大震災のことをどうしても思い出してしまいます。ということで、タイトルを2023春にしました。 前回の2泊3日の記録については、半年たっても帰宅まで記事がたどり着けなかったりしたので、今回は2023年5月に岳温泉の宿で1泊後、川渡温泉高東旅館にしばらく滞在した間のできごとなどについて順不同であげていきます。 (と書きながら、アップまでだいぶかかってしまいましたが・・・) トップ画像は高東旅館内から見た、田植えを終えたばかりの自家田んぼ

「湯治宿」高東旅館2211ー12〈高東旅館2泊目〉(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

11月6日からいつもの高東旅館に2泊3日で行ってきた記事その12となります。すでに初めて書き込んでから半年以上が経過していますが、なんとか完結まで進めていきたいと思います。 トップ画像は高東旅館家族風呂の泉質・泉温等の表示や入浴心得です。 また概略と前回11の内容は下記を参照願います。また本稿12の内容は、旅館へ戻ってから出発までとなりますが、撮影画像の順番は時間順とは限りません。 タイトルの上の画像(「入浴心得」の看板)がかかっている家族風呂の写真は以下をご覧ください。

「湯治宿」高東旅館0904ー2(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

トップ画像はこのとき乗っていったステップワゴン初期型ポップアップシートで、2007年夏に北海道十勝牧場で撮影したものです。 2009年4月に2泊3日で行った、このとき予約などの概要は下記のとおり。 このときは仕事を終えて東北道に乗り、佐野PAで仮眠したなどのメモが残っています。以下転載します。 自炊しかも寝袋持ち込みで温泉宿に泊まっています。 昨日クルマで夜出て佐野SAで寝たあと、本日開通の蔵王エコーライン経由で天童で天ザルを食べここにたどり着いた次第です。 雪の壁がある

「湯治宿」高東旅館0904ー1(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

今回は3回目の宿泊時(2009年4月)に車(ステップワゴン)で行ったときのメモです。 トップ画像は行きしなに通った蔵王エコーライン開通式です。 前回2008年6月の記録はこちらを参照願います。 この時分はいわゆる「1000円高速」の時期で、東京・大阪都市近郊に指定されたエリア以外では、東日本・中日本・西日本高速が最大でも1回1000円というわけで、遠出しやすかった時期です。4月下旬に3連休ととれることもあり、蔵王エコーライン開通にあわせて高東旅館にお世話になることにしました

「湯治宿」高東旅館0712ー2(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

トップ画像は2007年12月に泊まったときの朝食です。 このときの予約完了メッセージなど概要はこちら このときは東北新幹線で午前中に古川まで行きました。弁当を買って12時過ぎに陸羽東線に乗り換えて川渡温泉駅にたどり着き、そこから高東旅館までは徒歩です。当初は宿に入ってから弁当を食べようと思っていましたが、橋を渡った先に弁当を食べられそうなグランドがあったので、そこで弁当を食べました。 食後13時半過ぎに宿に入り、指定された部屋は自炊棟2階の6畳の部屋で、入ってすぐの光景は

「湯治宿」高東旅館0712ー1(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

今回から、高東旅館に宿泊したときの記録に移ります。 今回は2007年12月に泊まったときの記事でして、写真はこのときいただいた夕食です。 「湯治宿」高東旅館00ー3はこちら じゃらんの予約完了メッセージを差し支えない範囲で出しながら振り返っていきますが、10回前後の記事になろうかと思います。なおこのメッセージは当時のものであり、現在では運用を変えていることも多々ありますので、ここに書いてあったことを根拠に高東旅館さまに無理難題を伝えないよう、よろしくお願いいたします。 以

「湯治宿」高東旅館00ー3(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

今回は車・オートバイで向かったときの主なルートを書きます。 画像は冬季通行止めが解除されたばかりの2009年4月に蔵王エコーラインを走行中に車内から撮影したものです。【公共交通機関で行ったケース】はこちら 1.一般的なルート 関東方面から川渡温泉に行く場合、東北道古川ICで降りてR47をひたすら行く方がほとんどでしょう。ただ、単純すぎて単なる移動になってしまうことと、10年くらいまえまではウジエスーパー岩出山店がR47沿いではなく昔からの市街中心部に小規模に位置していて、こ

「湯治宿」高東旅館00ー2(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

画像は2014年12月に泊まったときに、ガラケーで撮影した川渡温泉駅です。 今回は宿へのアクセスに関することを書いていきます。00ー1はこちら 高東旅館にはさまざまな手段・ルートで向かっています。そのうち、公共交通機関のみで関東から直接行った場合はすべて、車・オートバイで行ったときは代表的な行き方を書く予定でいますが、今回は公共交通機関で行ったケースを書くことにします。 【公共交通機関で行ったケース】 1.新幹線で古川→陸羽東線で川渡温泉駅。そこから徒歩25分くらいで宿

「湯治宿」高東旅館00ー1(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

画像は2007年12月、JR(川渡温泉駅から徒歩)を利用して、初めて泊まったときの宿の外観です。 ちなみに古川市や鳴子町など大崎地区の1市6町の市町村合併により、2006年3月31日より大崎市となっていて、最初にここに宿泊したときから自治体名としては「大崎市」であります。 昨2021年5月のこと、同時期に1週間ほどこの宿に滞在した(わたしは6連泊だがヨシタカさんはさらに長期)、筆力ゆたかな同宿のヨシタカさんからのサジェスションにより、このシリーズを書き込むこととしました。

「湯治」宿 甲府昭和温泉ビジネスホテル その3

※画像はじゃらんの予約サイトから拝借しました。男性用の湯舟です。 本日は主に浴場について書きます。その2はこちら 浴場は画像の内湯1か所のみで、大きな浴槽へは画像右側のちょっとした塔みたいなものから注がれます。 甲府昭和温泉ビジネスホテルの温泉は、湯量豊富な天然自噴の源泉かけ流し温泉です。と宿のサイトにも記載されているように、自噴のようです。 塔のある浴槽が中高温の浴槽、左奥の小さな浴槽が適温の浴槽で、中高温のスペースは同時に20人くらい、小さなスペースは2人同時に入れる

「湯治」宿 甲府昭和温泉ビジネスホテル その2

本日は主にホテル内の環境について書きます。その1はこちら 1.部屋構成 3階が和室、4階5階が洋室となります。 これまで3階の、なでしこ、ききょう、コスモスに泊まったことがありますが、なでしこが6畳、ききょうが8畳、コスモスはたしか10畳の間取りです。また1人泊の場合でも割り増しはありません。リーズナブルで非常に好感が持てます。 なお和室は部屋の中にトイレはなく、共用のものを使うことになります。 さすがにこれは書いておいた方がよいかなと思ったので書きますが、なでしこに泊

「湯治」宿 甲府昭和温泉ビジネスホテル その1

「湯治」した宿一覧で記載した宿のうち、今回は甲府昭和温泉ビジネスホテルを取り上げます。一覧はこちら 1.きっかけ 中央道を幾度となくオートバイで走っていると目に入ってくるので気になっていたところですが、2年半まえに初めて泊まりました。何と言っても和室素泊まり4500円+入湯税150円で基本24時間温泉入り放題(ただし月水金の9時半から13時は掃除のため入浴不可)というのがまず目を引きます。 ここ昭和町には日帰り温泉施設(というか、東京感覚だと銭湯に限りなく近い)がいくつか

湯治宿 農民の家その3

画像は混浴当時の大浴場(男女の仕切りができた改装後は「檜の湯」)です。 ミツカン水の文化センター 様 のサイトから拝借しました。 農民の家その3(終)です。 各浴室についてコメントします。 湯治宿 農民の家その2はこちら ●別棟として独立している混浴の白濁した檜の湯 混浴時代の檜の湯が2005年9月時点(この時点では「大浴場」)での農民の家の主浴場といえるでしょう。 広さもあって体も洗えますし、白濁していた湯と檜で作られた建物が素晴らしかったっす。 別浴になってから、