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「湯治」宿 甲府昭和温泉ビジネスホテル その3

※画像はじゃらんの予約サイトから拝借しました。男性用の湯舟です。

本日は主に浴場について書きます。その2はこちら

浴場は画像の内湯1か所のみで、大きな浴槽へは画像右側のちょっとした塔みたいなものから注がれます。
甲府昭和温泉ビジネスホテルの温泉は、湯量豊富な天然自噴の源泉かけ流し温泉です。宿のサイトにも記載されているように、自噴のようです。
塔のある浴槽が中高温の浴槽、左奥の小さな浴槽が適温の浴槽で、中高温のスペースは同時に20人くらい、小さなスペースは2人同時に入れる程度の大きさです。
なお浴場内にはこれ以外にサウナ、そして1人がつかれるだけの水風呂が2か所あります。

ひとそれぞれいろいろな入り方がありますが、私の場合、宿泊は1回の入浴で基本的に中高温の浴槽に1回2分程度で2回全身でつかり、その間に自噴する源泉を手ですくって1杯飲むというスタイルをとっています。ちなみに上がるタイミングは基本的には額に汗がにじんてから20数えた後です。
連泊時にはこれを1日6回前後(食前の数十分くらい前と、食後は数十分後以降 ×3回)繰り返します。
なお朝など体が冷えているときは、最初に適温の小さな浴槽につかって体をならしてから高温の浴槽に入るなどのバリエーションがあります。また1日に1度は、汗がにじむ程度にとどまらず、汗がだらだら垂れる程度まで浸かったりもします。

洗い場に関してはたしか6カ所あり、シャンプー・リンスは備え付けられています。近隣のフカサワ温泉ではシャワーも温泉ですが、ここは「節水」というのも掲げられていたこともあり水道水のようです。ちなみに入口のすぐそばに水道があり、浴場内で水を飲むこともできます。
水といえば、休憩所のスペースにウォータージャグとガラスのコップがおいてあるので、湯上りには基本的に冷やされた水をコップ1杯程度飲んで部屋に戻ります。

温泉自体は美肌系のお湯で、塔のへりで汲んでペットボトルに入れて持ち帰り、数日は洗顔に使用できるくらいのものです。銭湯代わりにつかっている地元の方が多いのでペットボトルに汲んでいるケースはそれほど多くありませんが、少量(2リットル以内くらいかな)は持って帰ってみてください。

また休憩所には長期出張者のためか全自動洗濯乾燥機が2機おいてあるので、湯治代わりに使う場合でも重宝することでしょう。

気が向いたらその4を書くことがあるかもしれませんが、一応これで打ち止めとします。
興味を持たれた方はぜひ一度、日帰りか泊まり、可能であれば2泊3日以上でここの湯宿に入っていただき、あじわっていただければとおもいます。



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