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2020年8月の記事一覧

立命館大学新聞社の学生調査から考える。インパクトのある情報によって議論が単純化することの怖さと難しさ。

立命館大学新聞社の学生調査から考える。インパクトのある情報によって議論が単純化することの怖さと難しさ。

先日、立命館大学新聞社の学生調査で、4人に1人が休学を視野に入れているという調査結果が発表され、ニュースで大きく取り上げられました。1大学のみの調査なうえ、有効回答数も1,414件と少ないので、大学生全体の声とはいえませんが、それでも衝撃的な結果であることには違いありません。

この立命館の調査の続報で、秋学期に希望する授業形態を問う質問項目の回答状況が紹介されました。こちらの調査結果では、「WE

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コロナ禍という“いま”をどう受け止め、どう糧にするのか?立命館の学生に向けたストレートな連載企画が興味深い。

コロナ禍という“いま”をどう受け止め、どう糧にするのか?立命館の学生に向けたストレートな連載企画が興味深い。

遠隔授業が中心、部活動やアルバイトもできない、そんな学生たちをどうケアするかは、大学にとって大きな課題です。今回、見つけた立命館大学の取り組みも、そんな学生たちに向けたケアのひとつといってよさそうで、シンプルながらも魅力的です。実はこういうのって、とても大事なように思うのです。

取り組みの名前は「New Streams」、教員たちによる学生に向けたインタビュー記事の連載企画です。サブキャッチに「

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