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ピザ釜が3時間で作れるってホントですか?ホントでした。

嘘だろ。ピザ釜って3時間で作れるのか?

とこの記事で出会ったのは昨年10月頃。ウチの宿ではトルコ風のピザを出しているものの、いわゆる「窯」はない。もちろん電子オーブンでも美味しいんですけどね。

そのあと数か月して、色々とお金の工面(丸亀市観光協会さんより補助金を頂戴しました)が付いたこともあり、ついに着手しました。

どーんと耐火レンガ130個!
あと見えてませんがコンクリブロック40個
運んでくれたホームセンターの方、ありがとうございます💦

というわけで、まずは設置場所の片づけから。

どうやら雨をしのげる場所じゃないと、レンガが傷んでしまうらしいので、ウチの宿で空いていたこの場所を標的に。
ひたすら瓦を運ぶこと2時間(これは3時間に入ってません!!(笑))

片付きました。この女性は、ヘルパーで来てくれていたライターのりょうこちゃんです。二人で青いケースに瓦を入れて運び出したということで。

さて、ここからが本番。

まずはブロック塀をひたすら40個積みます。最初レンガとブロックを置いていた場所から設置場所までは20メートルくらいあるので、ここも一苦労。
つづいて、レンガを積むぞ!の前に・・・

一部のレンガを裁断する必要がありまして・・・。というのも、ピザ釜内に空間を作るためには、全部同じ規格のレンガではどうにもならないらしいのです。(詳しい図面はリンク先の記事をぜひ見てくださいね)

なのでレンガを割るためにまずは鉛筆で下書き。一緒に映っているのはレンガタガネと言って、レンガを割る道具。これを叩き込んで割っていくらしいのですが、

線が入るだけなんですが・・・いつになっても割れる気配しないぞ・・・

というわけで、グラインダーにカッターつけて切断します(予定通り)!カッティングの写真がないのは、轟音と振動で写真撮影どころではありませんでしたからね。

切れた。外周部をグラインダーで4方カットして、真ん中はタガネでたたき割るというやり方。これを10個くらい作ったのかな。

さて、いよいよレンガを積みます!といっても、図面通りに積むだけなのでほぼ積木です(笑)

後列だけ横に
一段目は床として薪をくべる部分に
横にするレンガの位置を変えていくことで、おそらく強度を上げているのではと推察。
ある程度組み上がったら、透水板というものを設置。ここにピザを置くわけです!あとはまたひたすら同じ作業
てっぺんまで組み上がったら、同じくこの透水板で蓋をして、隙間を余ったレンガで埋めます。
できた!ヘルパーのりょうこちゃんのメッセージは前列に配置してみました。

設置場所の水平が取れていなかったり、後ろの壁の位置を誤算したせいでやや凸凹してますが、まぁまぁ・・・(笑)

上の方の空間はこんな感じ。奥が下の空間と繋がっているので、そこから火が上の段に登ってくるといった仕組みです。

下の段でとりあえず火を入れた様子。セメントなどで固めてないせいか、ピラミッド内部みたいに見えますね。

実際積む作業としては1時間半くらいだったかなと思います。
もしお庭に空きがある人がいれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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続きはこちら!
窯があればパンや焼き芋もできそう!


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