うら若いのうらってなんだ?
花も恥じらう乙女がいたり、水も滴るいい男がいるこの世の中。
慣用句にまつわる例えというのは、いつも「なるほど」と思うものです。
所変わって、畑でネギ切り。
あら綺麗。切り口から水分が出てくると、こりゃ旨そうだなと思うわけであります。「うら若いね、お前」と心の中で口にして、畑を去ると脳裏に浮かんできたこの疑問。
うら若いのうらってなんだ?
いつの日か、きっとどこかで覚えたこの表現。うら若いという言葉に対して、何の疑問も持っていなかったのですが、とても若いでもめちゃ若いでもなくうら若い。
おそらくとてもやめちゃと同じように、程度の大きさを表す言葉なのでしょうが、うら美味い・うら綺麗なんてことは口にしたこともございません。
私がネギを見て、うら若いと思ったのは、幾分間違いとは言えなさそう。
葉物野菜が多く出回るこの季節。実ではなく、葉を食べるからこそ、植物の先を感じられるのかもしれません。
うら若いネギを収穫する私も、気持ちだけはいつまでもうら若くいたいものです。
最近、「さかむけ」の治りが遅くなってきました。うら若さが遠のく私は来月、27歳になるそうです。
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農業をしていると、「あ、この言葉って農業から来てるんだ」と思うことが多々あります。
たとえば、根絶(根絶やし)。強力で害の強い雑草は根こそぎ引っこ抜かねばみたいな。
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