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コラム「離島で遠吠え」

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疑問や提案を離島から「遠吠え」でお届けします!
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#農業

「移動」しない旅を楽しむ ~お伊勢参りというヒント~

江戸時代のお伊勢参りでは、旅の思い出を披露する会が開かれたそうな。 そこに「移動」しない…

これがホントの高菜チャーハン!?【香川の農家が語る漬物ではない高菜の話】

生鮮野菜としての高菜を見たことはありますか? 高菜漬けと高菜皆さん、高菜って見たことあり…

北新地の美人ママと腐葉土を採りに行った話

「ウチのお店って、企業の社長さんとかも多いので、表面的な知識じゃ通用しなかったりするんで…

【初心者でも簡単】これから栽培にトライしたい夏野菜3選!

ついこの前、春野菜3選をお送りしたばかりなのですが、もう夏野菜について語らないといけない…

【初心者でも簡単】これから栽培にトライしたい春野菜3選!

かれこれ農作業を初めて3年目の春を迎えます。 もともと大阪の住宅街で生まれ育った私は、農業…

香川の離島の若手農家、「らっきょう」観察始めました

「らっきょうを商品作物として育てられるか」 というちょっと真面目なお話と、写真を少々。 …

「農業」と「農のある暮らし」は似て非なる

農業に対する漠然とした欲求は、家庭菜園で事足りる 田舎で農業という憧れときおり移住相談を受けると、 という話を聞く。実際、私もそう思っていた側の人間なので、その気持ちは十分に理解できる。ただ一方で、小さいなりにも田舎で農業を始めた私が常に思うのは、 農業と農のある暮らしは似て非なる ということだ。農家に「農のある暮らし」について相談しても、あまり明確な回答が得られないのは、この相違にあると私は考えている。 業とは何か?結論から言えば、その2者の違いは、 にある。

「規格外」の活用を叫ぶのもいいけれど~SDGsの形骸化を離島の農家と考える~

SDGs(生産者にはどこがゴールかサッパリ不明) #SDGsへの向き合い方 規格外品をもとめる人た…

辞書を編むように、先人の知恵を紡いでいきたい

言葉で学んで、目と体で確認できる時代へ 「目で盗み、体で覚えよ」を問う少し前に、数年間は…

ヘッドライト農業と島移住

ヘッドライトはいわば論より証拠なのだ 地域への馴染み方「地域にどうやって馴染んでいくんで…

野菜本来の味って、いつなんだろう?

野菜には本来の味を楽しめるタイミングが複数備わっている 野菜本来の味はいいよなぁ最近、秋…

地方の駅チカアパートへの移住は「移住」なのか?

先日、香川県丸亀市の離島に学生時代に縁があり、そして大学卒業を機に東京から丸亀市に居を移…

ガソリンを入れて走る人間たち

「今の食事って、ガソリン入れるみたいになってると思うんだ」 私は彼の一言にひどく衝撃を受…

「なぜ大雨の中、畑や田んぼを見に行くのか?」を農業2年目の私がご説明したい件

大雨になると、時折 「田んぼ/畑を見に行った農家の男性・女性が行方不明」 というニュースが流れます。農業を始めるまでは、私自身も 「なんで雨の中、危ないのに見に行くかねぇ」 と正直馬鹿にしたような気持ちがありました。ただ実際自分が畑を始めてみると、どこか田んぼを見に行く気持ちが分かるようになったのです。 ※この記事はもちろん危険を冒してまで農作業をすることを推奨するものではございません。 ①仕事だからやはり最大の理由はこれじゃないかと。 仕事である以上、農業を生業