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コラム「離島で遠吠え」

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疑問や提案を離島から「遠吠え」でお届けします!
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#文章

「移動」しない旅を楽しむ ~お伊勢参りというヒント~

江戸時代のお伊勢参りでは、旅の思い出を披露する会が開かれたそうな。 そこに「移動」しない…

文章は「欠け」ても「書け」ない

文章は文字を増やすよりも、減らす方が難しい。 古い新聞は小さく、多い先日、近所の人から古…

「書く」の収益化について真面目に考えてみた【noteは作家業?】

まず結論から。私はnoteを通した収益化は多少はできていますが、note自体を収益化できていると…

noteで「書くこと」に悔しさを覚えたので、ライター業を始めました

先日、はじめてライターとして書くお仕事をいただきました。 この記事はライター業を始めるに…

ぼくなりの 小(こ) 話(ばなし)、BKBヒィーア!【書くことを続けるために②】

昨日↓に引き続き、振り返りその② ざっと概略を申し上げますと、「鬱屈とした気持ちがだいぶ…

鬱屈が晴れたら何を書けばいい?【書くことを続けるために①】

いわゆる「振り返り」を2回に分けて投稿しようかなと。超自分語りですが、よければ読んでやっ…

「論文なんて誰が読むねん」と思ったあの日から 

私の日々の記事には裏テーマがありまして。 「学術研究を翻訳する」 #読書の秋2021受賞に寄せて 誰が読むねんやっぱり思った。 一年以上前から思っていたけれど、やはり思う。 「誰が読むねん」 一所懸命に調査して、自分なりに感動みたいなものも得て、先生・先輩そして調査先で出会った方々に力を貸していただいて。 にもかかわらず、この文章はとある大学院の図書室にポンと置かれるとそれで終い。一応、学位記(観光学修士)なるものを渡されはしたけれど。 学生と院生しか読まない論

読まれやすい記事はある、書く喜びは薄い

一年半でかれこれ400本の記事を書き、30万PVを頂戴しました。 少し冷めた内容ですが、お読みい…

コピーライティングな時代を生きて

「この筆者は何を書こうとしているのだろう?」と予想をしてくれるほど、読み手はヒマではない…

普通の狂気性〜戦時下の国防婦人会とコンビニ人間〜

私たちの社会は、「普通」でなければ社会への参加を許さない。 『コンビニ人間』と普通久しぶ…

名探偵のコナン君も、きっと島では事件を解決できない

日々記事を投稿しているが、最近改めて気づく。 「全然、島のこと書いてない」 そりゃ畑や宿…

なにを書くかではなく、なんか書く。

「悩んで文章書ける奴はほとんどいない。逆に悩んで書ける奴を天才って呼ぶわけで」 書き続け…

言葉を積む 〜観光学との向き合い方が私に教えてくれたこと〜

積み方が変われば、山道の起伏、そして山の形さえもが常に変わっていくはずなのだ。 掘ること…

自己顕示欲と他人のふんどし

自分のことばかりの筆者と他人のことばかりのマスコミ 他人のふんどし他人の情報をよどみなくそのまま伝えるのに長けたマスコミ。他方でそれは記者自身のにおいを消すことでもあるのかもしれない。 これが確信に変わったのは、元新聞記者で現在はフリーライターとして活躍される方とのこんな会話にある。 元記者「個人メディアの時代だから、私もnoteやろうかなと」 筆者「元新聞記者って肩書なら読者も獲得しやすいんじゃないですか?」 元記者「そうでもないのよ。結局私たちって他人のことしか書い