マガジンのカバー画像

コラム「離島で遠吠え」

159
疑問や提案を離島から「遠吠え」でお届けします!
運営しているクリエイター

#生き方

「移動」しない旅を楽しむ ~お伊勢参りというヒント~

江戸時代のお伊勢参りでは、旅の思い出を披露する会が開かれたそうな。 そこに「移動」しない…

比較の「寂しさ」

「あれ、私って何が好きなんだっけ?」 日本語には綺麗な言葉が沢山?小学生6年生の頃だった…

分かりやすさ至上主義の時代だからこそ、「トゥース!」と叫んでみないか?

「トゥース!」と叫ばれても、正直意味もメッセージも何もかも理解できない。 「分かりやすさ…

田舎に移住したからって空き家をリノベしなくていい

「普通の会社員27歳が地方移住。空き家をリノベしなくたって、自分のカフェを開かなくたって、…

生き方としてのレトロ

未来は過去であり、逆もまた真である。 レトロという言葉過去は今か?未来は今か?もしかして…

ガソリンを入れて走る人間たち

「今の食事って、ガソリン入れるみたいになってると思うんだ」 私は彼の一言にひどく衝撃を受…

普通の狂気性〜戦時下の国防婦人会とコンビニ人間〜

私たちの社会は、「普通」でなければ社会への参加を許さない。 『コンビニ人間』と普通久しぶりに『コンビニ人間』(第155回芥川賞)を読んでいた。この本が描くのは「普通」の狂気性であると私は捉えている。 そして、先日のNHKスペシャルをみて、この普通の狂気性は今も昔も存在するのではないかと。 結論から言えば、主人公(古倉恵子)がコンビニ店員としてであれば社会に参加できることと、国防婦人会が女性の社会参加の場として機能していたという指摘は、同じ文脈にあるということだ。 恵子

可愛い子には計算をさせよ?

人間という非合理で、もはや不条理な存在は淘汰されていくのだろうか? 152+49=?あなたは…

おもてなしが生み出す若手就農者の悩み

タダの論理が日常化している島でお金を稼ぐという難しさ タダより高いものはないこれまでタダ…

感覚の均質化と3.5点

昨今ECサイトを代表に口コミ、もはやそれ以上に「この商品は平均~点の評価を獲得しています」…

熱意は遠赤外線

熱意は伝えるだけでなく、伝わるものでもある *** 先日大学時代の友人と、彼の好きな言葉…

人目を気にするには、人の目が必要

個人の生き方の多様性が叫ばれる時代になったせいか、いわゆる「人目を気にしない生き方」をメ…

息子・娘は未来ある都会へ。とはいえ、移住者はウエルカム?

自分の娘・息子は未来ある都会へ。地域の問題や古い慣習は移住者に対処してもらう。 なーんて…

一億総ツタンカーメン時代と多様性

多様性とは個人個人が作ったピラミッドが社会に増えていくこと 多様性って何だろう?私が大学に入学した7年前も、そして今もなお「多様性」いう言葉はよく耳にする。ただ、多様性とはいったものの、一体それが何を指すのかはっきりしないのである。 ただこの頃、気づき始めたことがある。多様性のとは誰もがピラミッドを作れる状況なのかもしれない。 ピラミッドは何個ある?「男ならいい家を買って、いい車に乗って、いい女を抱く」 先日久しぶりに原始人失敬、バブルの生き残りみたいな男性と話す機会