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香川本鷹の話

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島旅農園「ほとり」の看板、香川本鷹。フォロワーさんたちのご感想や自分の記事をマガジンとしてまとめていきます。
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記事一覧

ルッコラしょ!と作る香川の生唐辛子とエビのアヒージョ

やー、どもども、最近、キャラがブレ気味のチハヤです。 でもでもおいしいものと、楽しいことはマネしたい! というわけで、ずっとフォローさせていただいている、ぽなちゃんのレシピを再現することにしたのさ。 ぽなちゃんは、つい最近、ママになったばかりのいそがしい生活の中でも、おいしい料理を作ってます。 この記事の中のレシピのひとつ、アヒージョを作りますよん。 今回のレシピのポイントは、フォローさせていただいている、からちゃんこと、 唐崎翔太|島旅農園「ほとり」さんの作った

香川本鷹の生唐辛子、販売開始!

今季も香川本鷹の生唐辛子の販売を開始します。 今年は春に思わぬ長雨、そして梅雨明けからの酷暑と唐辛子の生育には大きすぎるともいえる壁が多々ありました。 実際、枯れてしまった株も少なくないですし、例年より小ぶりな実が多くなっているのも事実。 ただそんな環境の中でもなんとか美味しく踏ん張った唐辛子たちです。まずはお召し上がりになる前に、少し褒めてやってもらえると嬉しいです。 「よくがんばった」と。 皆様からのご注文心よりお待ちしております。 ★香川本鷹を使った料理

今季も香川本鷹の粗挽きフレークを仕込みました ~販売開始!~

年越し蕎麦に間に合わなかった・・・ という後悔はすでに蕎麦の喉ごしのように、さもすれば喉元過ぎれば熱さを忘れると言わんばかりに、もうどうでもいいやってことで。 さて、今シーズンも香川本鷹の粗挽きフレークを仕込み始めております。 今年は宿のヘルパーさんたちの協力があり、かなり乾燥がスムーズに進みまして、在庫もかなりあります! 作業風景はこんな感じです。 今年のフレークは昨年よりも発色が明るいような感じがしています。蕎麦やうどんだけでなく、お醤油やお塩のようにパパっと振り

【生で食べてほしい!】香川本鷹の生唐辛子販売開始!

今年も唐辛子を生で食べられる季節がやってきました! 乾燥唐辛子では味わえない、生唐辛子ならではのみずみずしさをぜひ! 辛さの奥にある甘みやコクを感じていただけると思います。 そして、ウチの唐辛子は調味料ではなく、具になります! さてさて、香川本鷹は私の暮らす離島が属する「塩飽諸島」と香川の一部地域の伝統野菜で、豊臣秀吉の時代以来の400年の歴史を持つ唐辛子です。大きさも一般的な唐辛子の1.2~1.5倍。大きいものは長さ10センチ以上、男性の中指くらいのモノもあります。

香川本鷹のプレ・バスケーズ

サリュっ!ども、ケイチェルおじです。 今日は大都会府中を離れて、さいたま新都心っていうド田舎まで出かけてきたおいたん。さいたまスーパーアリーナでマルシェが開催されてて、さぬき広島からからちゃんが出店されてたのだ。 おいたんは昨日お菓子を2種類作って差し入れとして持って行ったんだけどさ。もしかしたらnoteご近所さんも行かれるかな?と思って、4セットくらい「誰か来たら渡してね」ってからちゃんに預けてきたんだけどね。どなたかゲットできた方はいたかな? ちなみに、まみげプロが

【今年も一番花が咲きました】 昨年とは違い、宿と農業を同時並行で迎えた梅雨。正直、やや畑に手が回っていない感は否めませんが、それでも香川本鷹は花を咲かせてくれました。 結局、人間よりも優秀なんですね、作物の方が。 白くて可憐な花を一度ぜひ見に来てやってくださいね。

肥料も島産で ~「ほとり」にしか作れない香川本鷹を~

島の唐辛子で、香川の伝統野菜でもある香川本鷹の本格的な栽培も今年で二年目。今年は昨年とは違い、島ならではの肥料や土壌改良材を投入しています。 ①アマモアマモは、晩夏の台風一過で島の海岸に打ち上がる海藻です。藻場と呼ばれたりもします。その昔、沿岸地域やもちろんウチの島でも、このアマモが肥料として活用されていました。アマモを始め海藻肥料はカリウムが多く含まれ、たとえば作物の根張が良くなったりします。特に小規模農家によってこのアマモは重宝されていました。 しかし、戦後大農地かが進

口には辛味、心にはものがたりが広がる唐辛子

からちゃんさんの唐辛子粗挽きフレークを食べてみた。卵かけご飯、その上にパラパラと少量の唐辛子フレーク。おすすめされていた食べ方だ。わずかな量でも、口の中にはピリッとした辛味。そして、その辛味の先には香川の離島で唐辛子を作っているからちゃんさんの姿が見えるような気がした。 からちゃんさんのことはnoteで知った。香川県丸亀市の離島さぬき広島で農家民宿と唐辛子「香川本鷹」の生産を行っている27歳の若者だ。観光学修士ももっているらしい。 かなり前からからちゃんさんのnoteを読

「芽が出る、って信じたり」

農家も、学者も、ボディビルダ―も「信じる」ことが大切と言っていた。 文字通り、芽が出ない少し前の話になるが、かれこれ一週間が経っても文字通り、唐辛子の芽が出ないという場面に陥っていた。 私も唐辛子の種まきは2年目になる。そのため、種をまいた段階から、頭では1週間以上の時間を要するかもしれないと理解してはいた。それでも、一週間もすれば、「まだ出てこないものか」と焦ってみたり、種たちを急かしたくもなってくる。なんならもはや新しい種をまき直さなければならないかもとすら思い始めて

種まき、そして発芽【今年も香川本鷹の栽培が始まりました】

遡ること20日ほど前、今年も島の唐辛子・香川本鷹の種をまきました。 これから1月頭くらいまで、ともに生活していきます。 400年以上の歴史を誇る香川県の伝統野菜です。 さて、まずは苗床を構えるところから。 苗床とは苗を作るために作る畝のことを指します。そのため、苗作りが終わると解体し、栽培用の畝へと戻します。 写真は、鍬で土を上げ、表面をレーキや竹の棒で表面をならしている様子です。 さてこちらが唐辛子の種。この一粒が大きくなって、無数の実をつけるとはにわかには信じがたい

「未完」と「完成」は表裏一体?【島の画家さんに絵を依頼しました③】

島(香川県丸亀市讃岐広島)に住む画家の斉藤茉莉さん(以下、茉莉さん)曰く、 らしい。年末にお願いしていた唐辛子・香川本鷹の絵が完成したということで、「絵っていつから絵になるの?」という質問にも答えてくださいました。今回はこの問いに関する茉莉さんの解答を紹介します。 「未完」の幅改めて、「絵っていつから絵になるの?」と問われると、紙に色が着いた瞬間から絵になっているということらしい。ただ なるほど。美術館の完成した絵しか見ることのない私にとっては、未完の絵を見たのは中学校

【完全自然乾燥】唐辛子「香川本鷹」の販売を開始しました

年末から必死に自然乾燥させること早3ヶ月近く。 少し皺の多い唐辛子もいるし、赤色が明るいまま乾燥を終えた唐辛子もいます。自然乾燥ならではの唐辛子それぞれの「顔」をお楽しみくださいませ。 さて、世間に流通している唐辛子の多くは機械乾燥です。もちろん、機械乾燥にしかできない利点もあります。 ただ、昔はきっと天日にさらして、夜になったら露に当たってカビないように屋内に片付けてしてたんじゃないかなと。 実際、ウチでも大量の唐辛子がカビにやられました。正直ゾッとする量です。乾燥

絵っていつから絵になるの?【島の画家さんに依頼しました②】

先日投稿したこの記事。 斉藤茉莉さんという画家さんに唐辛子・香川本鷹の絵の作成を依頼しています。(茉莉さんは、私と同じく香川県丸亀市さぬき広島に移住してきた方) 続々と茉莉さんから途中経過が送られてきております。 塗り始めと言っても、 こんな事前作業があるらしい。続いて絵の具。 生まれてこの方、粉末の絵の具なんて見たことも使ったこともない筆者。 さてさて、もうすぐ完成とのことですが、完成という文字を前にするとふとした疑問が湧いてくるのです。 「絵って、いつから(

日本画家と唐辛子・香川本鷹【島の画家さんに依頼しました①】

そもそも日本画ってなんだ?? とある方にご相談に伺った昨年12月。ちなみに唐辛子というのは、私のメイン作物である香川本鷹という島の伝統野菜です。 さて、とある方と申すのは、私と同じく香川県丸亀市さぬき広島に暮らす画家のお姉さま。こちらの島に移住して日々創作活動を行ってらっしゃる方です。 斉藤茉莉さん(以下、茉莉さん) 何度か茉莉さんの個展に足を運ばせてもらったりしているうちに、前々から「商品パッケージとかHPの絵描いてくれないかなぁ」と思っていたわけです。 さて、1