ほとり座

富山の中心街にあるミニシアター。 新旧問わず厳選した映画を上映中。 気持ちいい音響とゆ…

ほとり座

富山の中心街にあるミニシアター。 新旧問わず厳選した映画を上映中。 気持ちいい音響とゆったりした座席に加えて、美味しい飲み物も充実した映画館。

最近の記事

アイヌモシㇼ

□あらすじ アイヌの血を引く少年の成長を通して現代に生きるアイヌ民族のリアルな姿をみずみずしく描き、第19回トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した人間ドラマ。 北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで母と暮らす14歳の少年カントは、1年前に父を亡くして以来、アイヌ文化と距離を置くようになっていた。 友人と組んだバンドの練習に熱中する日々を送るカントは、中学卒業後は高校進学のため故郷を離れることを決めていた。そんな中、カントの父の友人だったアイヌコタンの中

    • 白爪草 感想

      あらすじフラワーショップで働く蒼はごく普通の静かな日常を送っていた。ところが、服役を終えた双子の姉妹・紅から6年ぶりに会いたいと連絡がくる。花々に囲まれた一室で紅の来訪を待つ蒼。姉妹に一体何があったのか。再会を果たした2人は何を話すのかー。想いが交錯しながら姉妹の人生が大きく動き出す。世界で初となる全キャストVTuberで展開される衝撃のワンシチュエーションサスペンス!!(公式サイトより) 感想フラワーショップを舞台に双子の姉妹の会話を中心にストーリーが展開されていきます

      • ディエゴ・マラドーナ 二つの顔

        □あらすじ 「神の手」「5 人抜き」で注目を集め、クラブ史上初のセリエ A 優勝により、スーパースターとなったサッカー選手、ディエゴ・マラドーナ。 しかし、マフィアとの交際、コカインで逮捕など、トラブルメーカーとして知られる存在に。マラドーナ本人の完全協力を得て製作された、□しか波瀾万丈ドキュメンタリー。 □感想 誰もが一度は耳にした事があるであろうサッカー選手、ディエゴ・マラドーナ。 昨年、突然の訃報で全世界のサッカーファンが悲しみに暮れました。 本作では数々の試合映

        • セノーテ

          □あらすじメキシコ、ユカタン半島北部に点在する、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉。 セノーテはかつてマヤ文明の時代、唯一の水源であり雨乞いの儀式のために生け贄が捧げられた場所でもあった。現在もマヤにルーツを持つ人々がこの泉の近辺に暮らしている。 現世と黄泉の世界を結ぶと信じられていたセノーテをめぐって交錯する、人々の過去と現在の記憶。そこに流れるのは「精霊の声」、「マヤ演劇のセリフテキスト」など、マヤの人たちによって伝えられてきた言葉の数々。カメラは水中と地上を浮遊し、光と闇の

        アイヌモシㇼ

          音響ハウス Melody-Go-Round

          □あらすじ1970~80年代に勃興したシティ・ポップの総本山として近年再注目を集める東京・銀座のレコーディングスタジオ「音響ハウス」にスポットを当てたドキュメンタリー。1974年12月に設立された同スタジオは、原音を忠実に録音できる環境を常に提供することで国内外のアーティストたちから愛され、数々の名曲・名盤が生み出されてきた。YMO時代から同スタジオで試行錯誤を繰り返してきた坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、ヴァン・ヘイレンのデビッド・リー・ロスら多彩な顔ぶ

          音響ハウス Melody-Go-Round

          シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい! 感想

          あらすじ世界中で最も愛されている舞台劇の一つ、「シラノ・ド・ベルジュラック」。19世紀末、ベルエポック時代のフランスで大成功を収めた大人の純愛物語で、当時パリを沸かせた熱狂は今も全く衰えることなく、アメリカではブロードウェイで幾度も上演され、ハリウッドで映画化もされた。日本でも、文学座や劇団四季、宝塚など数多くの一流劇団が名舞台を演劇史に刻んでいる。だが、そんな大傑作の初演までの舞台裏は、驚きのトラブル続出だった。この大傑作の愉快で痛快、最後は最高に爽快な誕生秘話の映画化が

          シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい! 感想

          佐々木、イン、マイマイン 感想

          あらすじ俳優になるために上京したものの、鳴かず飛ばずの日々を送る27歳の悠二。 彼はある日、高校時代に圧倒的な存在感を放っていた同級生・佐々木と仲間たちとの日々を思い起こす。常に周りを巻き込みながら、爆発的な生命力で周囲を魅了していく佐々木。だが佐々木の身に降りかかる“ある出来事” をきっかけに、保たれていた友情がしだいに崩れていく——。 感想眩しかった学生時代とパッとしない今の自分が微妙にリンクし、感傷的になる悠二。 10代の頃の経験は愛おしく、後になってどれだけの代償を

          佐々木、イン、マイマイン 感想

          ドロステのはてで僕ら 感想

          あらすじとある雑居ビルの2階。カトウがギターを弾こうとしていると、テレビの中から声がする。 見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけている。 「オレは、未来のオレ。2分後のオレ」。 どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。 “タイムテレビ”の存在を知り、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。さらに隣人の理容師メグミや5階に事務所を構えるヤミ金業者、カフェに訪れた謎の2人組も巻

          ドロステのはてで僕ら 感想

          君がいる、いた、そんな時。 感想

          あらすじ 小学6年生の岸本正哉(マサマヨール忠)は、フィリピン人と日本人のハーフの男の子。クラスのいじめっ子たちから、何かにつけてちょっかいを受けている。嫌だったけど、自分がハーフだからしかたないと諦め、抵抗することなくやり過ごしていた。そんな正哉の学校でのよりどころは、優しく見守ってくれる新任司書の山崎祥子(小島藤子)と過ごす図書室だけだった。 正哉と同じクラスの放送委員の香山涼太(坂本いろは)は、DJカヤマと称して必死で校内放送をしていたが皆に不評で、いつも空回り。クラス

          君がいる、いた、そんな時。 感想

          ぶあいそうな手紙 感想

          あらすじブラジル南部、ポルトアレグレの街。エルネストは78歳の独居老人。隣国ウルグアイからやって来て46年。頑固で融通がきかず、本が好きでうんちく好き。老境を迎え、ほとんど目が見えなくなった。もうこのまま人生は終わるだけ。そう思っていたある日、一通の手紙が届く。差出人はウルグアイ時代の友人の妻。エルネストは、偶然知り合ったブラジル娘のビアに手紙を読んでくれるように頼む。「手紙の読み書き」のため、一人暮らしのエルネストの部屋にビアが出入りするようになるが……それは、エルネストの

          ぶあいそうな手紙 感想

          生きちゃった 感想

          あらすじ幼馴染の厚久と武田。そして奈津美。学生時代から3人はいつも一緒に過ごしてきた。そして、ふたりの男はひとりの女性を愛した。30歳になった今、厚久と奈津美は結婚し、5歳の娘がいる。ささやかな暮らし、それなりの生活。 だがある日、厚久が会社を早退して家に帰ると、奈津美が見知らぬ男と肌を重ねていた。その日を境に厚久と奈津美、武田の歪んでいた関係が動き出す。そして待ち構えていたのは壮絶な運命だった。(公式サイトより) 感想学生時代から一緒に過ごしてきた厚久と武田と奈津美。やが

          生きちゃった 感想

          燕 Yan 舞台挨拶 上映 感想

          舞台挨拶9月21日にほとり座にて「燕 Yan」の舞台挨拶が行われました。 当日は偶然にも監督の今村圭佑さんの誕生日ということで、主演の水間ロンさんがバースデーケーキを持って登壇というサプライズで開始しました。 今村監督は富山県出身ということもあり、地元トーク等で盛り上がりました。 あらすじ28歳の早川燕は、埼玉の父から台湾・高雄に住む燕の兄・龍心に、ある書類を届けてほしいと頼まれる。台湾人の母と日本人の父を持つ燕は、母の故郷である台湾・高雄で生まれ、日本で育った。燕を中国

          燕 Yan 舞台挨拶 上映 感想

          マルモイ ことばあつめ 感想

          あらすじ1940年代・京城(日本統治時代の韓国・ソウルの呼称)―  盗みなどで生計をたてていたお調子者のパンス(ユ・へジン)は、ある日、息子の授業料を払うためにジョンファン(ユン・ゲサン)のバッグを盗む。 ジョンファンは親日派の父親を持つ裕福な家庭の息子でしたが、彼は父に秘密で、失われていく朝鮮語(韓国語)を守るために朝鮮語の辞書を作ろうと各地の方言などあらゆることばを集めていました。 日本統治下の朝鮮半島では、自分たちの言語から日本語を話すことへ、名前すらも日本式となってい

          マルモイ ことばあつめ 感想

          はじめまして

          この度新しくほとり座のスタッフとなった清水です。 これから不定期でほとり座のnoteを更新していくことになります。よろしくお願いします。 ほとり座から情報を発信しているSNSは既ににありますが他とは違った形で楽しんでもらえたらと思います。 内容は映画の感想が主になります。 ブログ等書いたことがないので勝手がわからず拙い文章になると思いますが長い目で見守ってください。 本来の生活になかなか戻れず大変な時期が続きますが、何とか希望を見つけて乗り越えましょう。 ありがとうご

          はじめまして

          映画が映画館にもどるまで。

          映画と映画館を支えてくださっているみなさんへ。 Save The Cinema「ミニシアターを救え!」プロジェクトChange.Orgでご署名くださったみなさま、ほんとうにありがとうございます。こんなことになり、小規模劇場の脆さを実感しています。署名がまだの方で映画を救いたいという方はリンク先を開いて〈政府への要望書全文〉を読んでいただきご署名くださるとうれしいです。またお知り合いにお伝えくださるとありがたいです。 コロナウイルスの感染拡大により全国の映画館は休館していると

          映画が映画館にもどるまで。

          ほとりときどき「仮設の映画館」

          みなさまこんにちは! ほとり座が休業して、約一月。とても長いですね。 どんなに日常に映画館が必要だったのかを、思い知らされる日々です…。 そして今回は、前回と同様に、おうちで最新作を見ることができる 「仮設の映画館」を紹介します! 「仮設の映画館」とは、『人生フルーツ』から『主戦場』『さよならテレビ』などで大変お世話になっている配給会社東風さんと、 新作『精神0』の公開を控えた想田和弘監督がインターネット上に作った映画館です。 ほとり座が休業した4月6日に丁度連絡をいただ

          ほとりときどき「仮設の映画館」