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ドロステのはてで僕ら 感想

あらすじ

とある雑居ビルの2階。カトウがギターを弾こうとしていると、テレビの中から声がする。
見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけている。
「オレは、未来のオレ。2分後のオレ」。
どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。
“タイムテレビ”の存在を知り、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。さらに隣人の理容師メグミや5階に事務所を構えるヤミ金業者、カフェに訪れた謎の2人組も巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていく……。
襲いかかる未来、抗えない整合性。ドロステのはてで僕らは ――。(公式サイトより)


感想

「ドロステレビ」に映し出される2分先の展開チラ見せで、常に続きが気になりワクワクしっぱなしです。
劇団の俳優さん方の軽快でコミカルな演技は観ていてとても楽しいのですが、そのウラにある「長回しの撮影なので失敗は許されない」という緊張感と集中力は想像に難くないです。緻密に計算されたストーリーも相まって、最早感動の域です…
まさに、「時間に殴られた」という感覚!


「ドロステのはてで僕ら」

ほとり座にて12/18まで上映します。
入場者特典としてメイキング映像が観られるQRコードを配布しております。
皆様のご来館をお待ちしております。

清水

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