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ぶあいそうな手紙 感想

あらすじ

ブラジル南部、ポルトアレグレの街。エルネストは78歳の独居老人。隣国ウルグアイからやって来て46年。頑固で融通がきかず、本が好きでうんちく好き。老境を迎え、ほとんど目が見えなくなった。もうこのまま人生は終わるだけ。そう思っていたある日、一通の手紙が届く。差出人はウルグアイ時代の友人の妻。エルネストは、偶然知り合ったブラジル娘のビアに手紙を読んでくれるように頼む。「手紙の読み書き」のため、一人暮らしのエルネストの部屋にビアが出入りするようになるが……それは、エルネストの人生を変える始まりだった。
ワケありのビア、唯一心を許せる隣人ハビエル、昔の友人の妻ルシア、折り合いの悪い息子のラミロ……。 心を正直に伝えられないエルネストが最後に宛てた手紙の相手は?(公式サイトより)


感想

祖父と孫ほど歳の離れた2人の奇妙な友情が紡ぐ物語です。
ビアは手紙の内容にアドバイスをし文通相手との関係を取り持ちます。エルネストも年齢を重ねた男の知恵を感じる機転でさりげなく、時には大胆に悩める彼女を導きます。
頑固なエルネストですが、時々垣間見える優しさに心が温まりました。

自分は祖母から時々手紙が届くのですが、いつもメールで返事しています。たまには手紙で返そうかな。


「ぶあいそうな手紙」
ほとり座にて11/21~11/27上映予定です。
皆様のご来館をお待ちしております。

清水

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