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シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい! 感想


あらすじ

世界中で最も愛されている舞台劇の一つ、「シラノ・ド・ベルジュラック」。19世紀末、ベルエポック時代のフランスで大成功を収めた大人の純愛物語で、当時パリを沸かせた熱狂は今も全く衰えることなく、アメリカではブロードウェイで幾度も上演され、ハリウッドで映画化もされた。日本でも、文学座や劇団四季、宝塚など数多くの一流劇団が名舞台を演劇史に刻んでいる。だが、そんな大傑作の初演までの舞台裏は、驚きのトラブル続出だった。この大傑作の愉快で痛快、最後は最高に爽快な誕生秘話の映画化が実現した!(公式サイトより)


感想

崖っぷち劇作家と舞台役者たちが作り上げた、100年以上愛される物語の誕生秘話を描いた伝記映画です。
劇場としてのまとまり、団結力にかけていたように感じられるのですが、同じ目標を志している劇団員が起した悲劇から喜劇への逆転。名作は、というよりも奇跡は1人では成し得られないものです。
希望の光というものは絶望の暗闇で眩しく輝きます。
見えない存在に生活を脅かされて未来がどうなるかわからない時代、この事実に基づいたコメディに救いを感じられます。
今だからこそ皆さんに観てもらいたい映画です。


「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」 
ほとり座にて1/9~1/22上映予定です。
皆様のご来館をお待ちしております。

清水


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