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君がいる、いた、そんな時。 感想

あらすじ

 小学6年生の岸本正哉(マサマヨール忠)は、フィリピン人と日本人のハーフの男の子。クラスのいじめっ子たちから、何かにつけてちょっかいを受けている。嫌だったけど、自分がハーフだからしかたないと諦め、抵抗することなくやり過ごしていた。そんな正哉の学校でのよりどころは、優しく見守ってくれる新任司書の山崎祥子(小島藤子)と過ごす図書室だけだった。
正哉と同じクラスの放送委員の香山涼太(坂本いろは)は、DJカヤマと称して必死で校内放送をしていたが皆に不評で、いつも空回り。クラスのなかでも浮いている存在だった。特に給食時間に流れるただうるさいだけの放送には、正哉もうんざりしていた。
ある日、いつもの通り、正哉が図書室に向かうと、涼太が祥子と楽しそうに話していた。自分だけの場所のように感じていた正哉は面白くない。だが、マイペースの涼太は、特別放送を企画していた。なんと「校長先生殺人事件~どっきり~」の実録放送!?当然ながら、正哉は乗り気ではない。だが驚いたことに祥子は涼太の企画を手伝うという。涼太のペースに正哉次第と巻き込まれていく。
その祥子にはある秘密があった。ある時、その秘密を目にした涼太は、正哉に話す。「僕には話してくれたんだよ」と。涼太の小さな嘘に、正哉は「僕には話してくれなかった」と傷つく。
とうとう特別放送日がやってくる。とんでもない涼太の企画を実行してしまった祥子は謹慎処分となってしまった。心療内科に通いながらも、自宅でひっそり過ごす祥子。
そんななか、正哉と涼太は、祥子を励ますために、ある計画を立てるのだった・・・。(公式サイトより)


感想

異なる事情を持った3人が不器用ながらも抗う姿に勇気付けられます。
人前では気丈に振る舞っていても、誰もが大なり小なり闇を抱えているんだなあという当たり前を再認識。
少年の拙くも誠実な愛情表現に幼いころの自分を重ねたりもしました。
ラストの校長先生の言葉には3人だけじゃなく自分も救われたような気がします。

舞台挨拶

上映初日の11/28に舞台挨拶を行いました。
登壇された迫田公介監督からは撮影中の裏事情や映画に対する想いについて、など貴重なお話を聞くことができました。
また、当日は偶然にも監督の誕生日でした。
舞台挨拶終了後は劇場スタッフでお祝いしました。誕生日おめでとうございます!

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清水

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