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三人組ネタメモ

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記事一覧

【三人組小ネタ】体力は必要?②

 続いては、室内競技。
「跳び箱を用意したが……」
「危険すぎるだろ」
 先生は普通に六段飛んだが、拾井は三段の上に座っただけだった。
 ……座れただけよしとしよう。
 この後バドミントンとバスケとバレーをやってみたが、空振りするわボールを顔にぶつけるわで終了。
 終いには体育館の二階部分で練習していた卓球部に声を掛けられ、俺たちも一緒に練習に参加することに。
「上手い! 君たちも先生も上手いね!

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【三人組小ネタ】体力は必要?①

「あ~……今日は体育があったからな~んにもやる気が起きない。閉店ガラガラ~」
 実験室を訪れると、拾井がだらけきっていた。
「体育?」
「拾井君は、体育の授業が嫌いなんだそうだ」
 佳一が説明してくれた。
 マジか。
「お前、苦手なもんとかあったんだな!」
「嬉しそうだなぁ、弐方」
 天才の弱点を見つけて嬉しくないわけがない。
「体育の授業なんて、お遊びみたいなものだろう?」
 本当に。
 色んな

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【三人組メモ】先生と潜入大作戦4

「いいわ…三人とも主様の前に差し出してあげる!」
俺たちは抵抗する間もなく、三人まとめてロープで縛られてしまった。
…しまった!通報ボタンを押し損ねた!
拾井よ…どうか空気を読んで助けを寄越してくれ…!
「…どうすんだよ」
一方、俺たちを捕らえておきながら、やつらはひそひそと相談を始めた。
「本当にあいつらを差し出すのかよ…」
「当たり前じゃない!危うくあたしたちが罰せられるところだったのよ!?わ

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【三人組メモ】先生と潜入大作戦3

指定された場所…それは、音楽室だった。
「主よ、人の望みの喜びよ」
佳一が事前に教えられていた呪文を口にすると、音楽室の鍵が開く。
中に入ると、黒いフード付きのマントを着た二人組がすでに待ちかまえていた。
顔は…見えない。
「こっちだ」
特に挨拶もないまま、その二人は音楽室内にある楽器が沢山置いてある部屋へと俺たちを連れていった。
中はほこりっぽくて、咳き込んでしまう。
ここで何をする気なんだ…?

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【三人組メモ】先生と潜入大作戦2

夜。
誰もいなくなった校門の前で俺たち三人は先生を待っていた。
憂鬱だな…
何でこんなことになったのか。
全部佳一のせいだな。
毎度毎度面倒なことを持ってきやがって…
「おい、慎ちゃん。心の中で言っているつもりだろうが、全部口に出ているぞ」
何だって?
別にいいけどよ。
「先生、まだかな」
拾井が退屈そうに言ったときだった。
「待たせたな」
やっと来た!
…って。
「…誰?」
見たこともない黒髪の

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【三人組メモ】先生と潜入大作戦1

「どーすんだよ!適当なこと言いやがって!本気で行く気か!?」
「もちろんだ。これはチャンスだ。今度こそ彼らが崇める何かを暴いてみせる」
ダメだ…
本気だ、こいつ。
俺は頭を抱えた。
「でもさぁ、女子がいるんだろ?」
そうだ!
「そうだよ!拾井の言う通りだ!こんなことに付き合ってくれる女子なんてどこにいるんだよ!?お前、当てでもあんのか!?」
詰め寄ると、佳一は「うぬぬ…」と、悔しそうにうなった。

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