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【ボタン1つでAI搭載型無人機を操作、ベテランパイロットが不要な社会へ】

こんにちは!椎名悠です!


今回も新しいビジネスアイデアを紹介します。

まずはこちらの記事の紹介です!


〈AI搭載型無人機「Loyal Wingman」について〉

タイトル通りではありますがこの記事の概要としてはこんな感じです。

・ボーイング社がAI搭載型の無人機「Loyal Wingman」を開発
・有人機と共に飛ぶ「僚機」としての性能を持つ
→軍出動時における現地での燃料補給を行うなど、有人機のサポートを行う
・有人機からボタンで指示が出すだけで済むため、人は他の大事なことに集中できる(戦時における戦略構築など)
・無人機のため、パイロットの育成が不要で費用削減可能


今となっては社会に明るみになって久しいAIですが、ボーイング社の開発するこの「Loyal Wingman」。

これの大事なところは現地で有人機から指示出しがボタン一つでできること。

つまり、今までだと無人機といえば、遠隔による操作が主でした。

いわゆるドローンですね。

しかも、その場合特に戦時においては現地の状況が遠隔だとうまく把握できない時は致命的です。

どうしても遠隔での操作による遅延は微量ながら発生してしまいます。

今はコロナ渦でリモートワークがメインとなっておりますが、こと飛行操作に関してはその遠隔による状況把握、操作の遅延が起きることはとても危険です。

しかし、有人機から操作ができるとしたらどうでしょうか?

現地にいるものがすぐに無人機に指示出しができるのであれば、遠隔によるタイムラグは0です。

しかも、その操作もボタン(タップ)で済むという話ですから有人機パイロットの負担もありません。

もちろんAI搭載のため無人機の運転自体は自動制御されており安全です。

そして、あくまでも「僚機」としてサポートするため、非常に統率のとれた飛行機群の誕生です


〈パイロット育成育成費の削減 -ベテランパイロットが不要の世界へ-〉

しかも、この無人機の開発によってパイロット育成が不要です。

それはすなわちパイロットを育成する費用が大幅に削減されるということ。

というより0ですね。パイロットいないんですから。笑

今までの遠隔操作性無人機、いわゆるドローンでは、操作するのは人間なので結局練習が必要です。

しかし、これはAIを搭載された無人機。

つまり、育成も不要です。

ちなみに、パイロット育成には何億もの費用がかかるんだとか。

その費用が浮くのですから、会社としては万々歳ですよね。

その浮いた費用を他の事業等に使うこともできます。

良いことづくめです。

となると、これからの時代はベテランパイロットは不要となります。

有人機も今後はAI搭載型無人機となって、AI同士が指令を出し合えば人間が操作する必要性は全くなくなります。

そうなると最早自動操縦を超えた自律操縦が実現します


〈AIによって空港の管制塔は不要に?〉

さて、壮大な未来が見えてきましたが、自律操縦が実現するとなると、一般社会においては空港が様変わりするかもしれません。

今までは当たり前の様にあった管制塔、そのシステム自体が不要となる可能性が非常に高いです。

先ほど述べた様に、AIでお互い指令を出し合うまでに技術が発展すれば、航空機同士で空港内が渋滞にならない様に指令を出し合うことが可能です。

パイロットはあくまでもサポート程度にいるだけで、主な指示出しはAIが執り行うことになるでしょう。

人間がAIの指示に従う。
今までとは立場が逆転しますね。恐ろしい。

でも、それによって救われる人が多くなるのであれば良いのでしょう。

例えば管制塔で働く人を知っているのですが、指示出しを間違えると航空機の事故が発生、大量の殺人が起きますので、非常にプレッシャーがありストレスが多いのだそうです。

そのプレッシャーから解放される人もいると考えると、ありがたい恩恵なのかもしれません。


今回の記事で分かるのは、

人間主体ではなく、AI主体の事業に成り代わっていく


この事実がもう目の前にきているということです。

であれば、人間には何ができるのか?


AIにできないことをやる、その点に集中することです。

例えば、AI自身は優秀ですが、自分を売り込むことはできません。

つまり、対局を見てその優秀なAIをどの様に活用していくのか戦略を立てる。

こういった仕事が大切になっていきます。


それはすなわち「経営」みたいなものです。


AIという優秀な社員をどの部署に配属させるか、どの仕事をさせるか、といった様に配置を考えていく。

そういった仕事がどんどん重要視されていくことでしょう。


そしてそれはもっと抽象化していうと「俯瞰視点」を持つ人間になる、ということです。


物事を客観的に、対局を捉える。


これからの社会ではこの思考がより必要になっていくことでしょう。


今回は以上です!

では、また次回お楽しみに〜!



このように、毎回ビジネスアイデアを紹介する記事はマガジンで連載しているため、過去の記事についてはこちらをご覧ください。↓



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