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関東大震災(1923年9月1日11時59分)のホロスコープを読んでみた

毎日投稿113日目。今日は、リクエストがありました関東大震災(1923年9月1日11時59分)が発生した日時のホロスコープを読んでみたいと思います。

カバーの写真は、浅草の凌雲閣です。当時としては珍しい12階建てのモダンな高層建築物でしたが、関東大震災によって全壊しました。第二次世界大戦の影響もあり、東京の街に現在のような高層の建物が再び建築され始めるようになるのは、1968年の霞が関ビルの完成以降になります。

◆ホロスコープを読んでみた

関東大震災の発生日時は1923年9月1日11時59分とし、震源地は諸説ありますが、神奈川県茅ケ崎市付近としました。

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ホロスコープとしては、水のグランドトライン、ミスティック・レクタングル(長方形)、Tスクエア、調停の三角形とかなり特徴的です。一言でいえば、かなりパワーがあります。日銀の黒田東彦総裁もこんな感じのネイタルチャートでした。

このホロスコープで注目したいのは、6ハウス牡牛座月と12ハウス蠍座木星のオポジション、乙女座ドラゴンヘッドと魚座天王星のオポジションで成り立つミスティック・レクタングル(長方形)です。

まず、6ハウス牡牛座月と12ハウス蠍座木星のオポジションは、大衆が過度に健康や治安についてデマに惑わされるという意味に読めます。しかも、大衆を意味する月がリリスとコンジャンクションしていて、9ハウス獅子座海王星とスクエアです。つまり、当然のことながら、大衆はこの大震災でかなりのダメージを受けており、外国や正義を意味する9ハウスに海王星が入っているので、外国人関係のデマが流されてしまったのでしょう。

◆地震研究の発展とライフスタイルの変化

乙女座ドラゴンヘッド(MCと合)と4ハウス魚座天王星(ICと合)とのオポジションも注目すべきポイントです。ドラゴンヘッドとMCは乙女座12度「ベールをはずされた花嫁」にあり、自然界の法則などを科学的アプローチで探すという意味があります。関東大震災以降、特に日本での地震研究は本格的に始まり、1925年には東京大学地震研究所が発足しました。

また、マンデン占星術で土地や家を司る4ハウスに天王星があるので、田園調布などの東京郊外への移住が進んだり、同潤会アパートなどの鉄筋コンクリート造のアパートメント住宅が普及し始めるきっかけになりました。

ドラゴンヘッドと天王星がお互いに影響を及ぼしているイメージです。

◆火星が乙女座インしたばかり

歴史的な大震災の時は、天体が次のサインにインする直前直後が多いですが、関東大震災の時は火星が乙女座にインしたばかりでした。

乙女座は「自己犠牲」という意味を持ちますので、火星の攻撃性が地震という形で、国の内側に向かってしまったのかなとは想像します。

◆最後に

次に東京で大震災が発生したら、地の時代から風の時代への移行も踏まえると、東京一極集中の時代は完全に終わります。

ちなみに、東京の誕生日を明治天皇が京都から遷都した日時である1869年5月9日正午とすると、地のサイン(特に牡牛座)がかなり強めに出ます。つまりは、東京という街は地の時代にはぴったりの街だったのです。

しかし、2020年以降の風の時代になってしまうので、東京カレンダーが提唱しているライフスタイルや価値観は残念ながら時代遅れになっていくでしょう。

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