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2022年夏、行きたい展覧会メモ

四半期ごとに、更新している「行きたい展覧会」のメモ。

晩春を抜けて、ついに初夏に入った東京。きっと今年の夏も暑くなる。心を温め、思考をクールにするような展覧会に、ひとつでも多く巡り会いたい。

ということで、今夏行きたい展覧会をピックアップ。備忘録も兼ねて。

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ヨシタケシンスケ展かもしれない

今すぐにでも行きたい展覧会。4歳の息子がヨシタケシンスケさんが好きで、親である僕もハマったというパターン。休日は混雑していると思うので、都合をつけて平日に行きたいところ。「かもしれない」をつけておけば、良い意味で何でも許容されるわけで。想像力を膨らませるマジックワードになる、のかもしれない。

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大地の芸術祭 越後妻有2022

コロナ禍のため、昨年のイベントが延期に。今回も越後妻有の空気を吸うために芸術祭を訪ねたい。

千葉県市原市で開催された「いちはらアートミックス」はふたりの息子も一緒に訪ねたけど、素晴らしい体験だった。越後妻有のおおらかな環境の中で、自然とアートと美味しい食事を楽しむ機会になれたらと思う。

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ボテロ展 ふくよかな魔法

じわじわと気になっている展覧会だ。企画展の主、フェルナンド・ボテロさんはコロンビアの画家、彫刻家。また存命で、見た目はとても穏やかな「おじさま」に見える。

モナリザをふくよかにする意味って、何だろう。そもそも「ふくよか」って何だろう。色々な物事が単純化され、感性がどんどん痩せ細ってしまっている(と感じる)昨今。ふくよかという表現は、アートが本来見せる豊かな芸術を取り戻すきっかけになるかもしれない。

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クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”

現代美術作家クリストとジャンヌ=クロードが、長年構想していたプロジェクト。全然知らなかったけれど、あの凱旋門が布で覆われるというアートを想像するだけで、何だか胸が高まるような気がする。

レガシーと未来志向が結実するのは、さすがフランス・パリという土地柄だ。21_21 DESIGN SIGHTで8ヶ月間展示されるというロングラン、芸術家の想いの一端を覗きたい。

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Transformation 越境から生まれるアート

「越境」という言葉、もはや食傷気味である。「越境」とつければ何でもソレっぽく感じるのは、本当の意味で越境したことがないからかもしれない。

面白そうなのは、4人の画家(ピエール=オーギュスト・ルノワール、藤島武二、パウル・クレー、ザオ・ウーキー)に絞った企画展であること。共通点を見出せない4人なのだが、これも編集のなせる業か。興奮するか、落胆するか、そんな予感がする展覧会だ。

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2022年春のメモで挙げた展覧会は、ほとんど行くことができた。

ミロ、ソール・スタインバーグ、メトロポリタン美術館展、黒川隆介NFT作品展。日々疲れていたり、頭が沸騰していたりするときに、良い刺激&クールダウンになったように感じている。

いまもバタバタ仕事に勤しんでいるが、そんなときこそアートの価値を強く実感する。引き続き感染対策をした上で、美術館を訪ねていきたい。

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過去の「行きたい」メモはこちら。

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